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またエスコンフィールドHOKKAIDOに行ってきた

またエスコンフィールドHOKKAIDOに行ってきた!
9月8・9日のファイターズvsライオンズ戦を見るためにエスコン遠征してきました。
こけら落としの3月14日のオープン戦を観戦してから早くも半年。
3月はファンも球場スタッフも手探りの部分がありましたが、半年が経って様々な楽しみ方が共有されたり、運営面のオペレーションも改善を重ねているようだったので、この遠征が楽しみで仕方ありませんでした。

●遠征1日目 9/8

台風13号が関東に迫る中で羽田空港へ。
飛行機が無事に飛ぶか気が気でなかったけど、なんとか40分遅れで離陸。
出発までは暇だったので仙台遠征と同様にTONOSAKIボブルヘッドで記念撮影。

羽田空港で天気を心配するTONOSAKI
羽田空港でJAあおもりの広告を見付けたTONOSAKI

離陸後は風で揺れることもなく無事に新千歳空港へ降り立った。
羽田空港に向かうまでに土砂降りでずぶ濡れになったり、空港に着いてからも他の便の欠航アナウンスが流れたりしてヒヤヒヤした。
万が一に備えて北海道新幹線と特急を乗り継いで8時間掛けて向かうルートも調べたりもした。これはこれで一度やってみたい。

新千歳空港で時間を潰してから千歳線で北広島駅へ直行。歩いてエスコンフィールドへ向かった。
平日の15時過ぎだというのに早くもたくさんの人が。開門前から色んなお店が営業しており、まさに新しい街と言うのに相応しい。

西日とエスコン

3月は3Fビジター応援席からの観戦だったけど、今回はお誘いいただいて3塁ベンチすぐ上の席に。これがまあ本当にすごい。
ベルーナドームの「ダグアウトトップシート」もベンチのすぐ上の席で臨場感があるけれど、ベンチの様子までは見れない。
エスコンのこの座席では目の前に選手の背中が並んでいる。プレーに反応する選手の声、コーチの指示が聴こえ、見ようと思えばコーチが持つ資料の中身まで見えてしまいそう(見ないけど)。
TONOSAKIボブルヘッドと外崎本人を同じ画角に収めることもできた。

試合前の円陣に参加するTONOSAKI
外崎修汰とTONOSAKI
ベンチの古賀悠斗、山野辺翔、愛斗

シーズン終盤とはいえデビュー初年度。選手もまだまだ新鮮な様子。
練習中にベンチに下がってきた源田壮亮は、ベンチ上にライオンズファンが座っているのが珍しかったのか、「いい席ですね!」とこちらに話し掛けてきてくれた。
こちらから特別アピールしたわけでもなかったのにキャプテンが話し掛けてきた…!あまりに驚きに「あああ・・・・はい!緊張してます!」みたいなことしか言えなかった。
あの源田の優しい微笑みはずっと忘れないだろう。ありがとうございます。ずっと応援してます。

他にも試合中には山野辺翔の元気すぎる声、代打での出場を終えてコーヒー(?)を飲む栗山巧、渡部健人に打撃指南する中村剛也・栗山巧なんて贅沢すぎるシーンを堪能できた。
この座席病みつきになりそうだ…。

試合前にグータッチをかわす松井監督と選手たち
出番を終えてベンチで飲み物を飲む栗山巧

試合前のライオンズ練習が落ち着いたタイミングでマスコットのBBに会いに行く。
メインマスコットの座をフレップに譲ったものの、地域貢献活動を中心に活動しており、この日はコンコースに出展している音威子府村のブースにいた。
BBといえばライオンズのマスコット・レオと昔から仲良し。そのレオが先日バク転回数のギネス記録を打ち立てたので、記念タオルをBBに見せてみると、やっぱり大喜び。タオルのレオの部分に頬擦りしたり舐める仕草をしたり。
最終的にそのタオルはBBが持って帰ることになった。我ながらよく分からないけど、まあBBが喜んでくれたから良しとしよう。
(後日レオにそのことを報告したら大笑いしていた。ホントに仲良いな君たち)

レオのタオルを持つBB

試合が始まってすぐに気付いたのだが、エスコンは他の球場と違って3F内野席に応援団が陣取る。
3塁ベンチの真後ろからライオンズファンの熱い歓声が飛んでくるのだが、統率された応援でなくても1人のファンが叫んだフレーズが結構聴こえてくる。最前列にいる自分が聴こえているということは、当然ながらベンチにいるコーチ・選手にも声が届いているのだ。
聴こえなければ何を言ってもいいという問題ではないけど、より一層気を付けなければと身を引き締めた。

試合は上沢直之・平良海馬の投手戦が続いたが、6回に外崎修汰のソロ、7回に打線が繋がり5得点。終わってみれば6-0の快勝だった。
エスコンのスゴいところは試合後も飲食店が空いているところ。祝杯とばかりにサッポロクラシックを味わってから球場を後にした。

初戦は6-0で勝利
串鳥の焼き鳥
試合後にサッポロクラシックを楽しむ

●遠征2日目 9/9

エスコンの大きな課題がアクセス。球場近くに新駅ができるまでは、北広島駅から20分かけて歩くか、シャトルバスを利用するのが一般的だ。
この日は北広島駅からバスを利用してみた。11時ごろ北広島駅に到着したが、その時点でロータリーに早くも長い列が出来ていた。
ある程度並ぶことを覚悟したけど、意外にも次から次へとバスがやってくる。10分弱の待ち時間でバスに乗ることができて球場へ。
バス待ちの列を整理するスタッフの人がテンション高く案内していたのが印象的だった。しゃけまるを頭に付けている人もいる。ディズニーランドっぽい(あんまり行ったことないけど)。
またロータリーそばには新しい建物が建設中。球場の命名権も取得している日本エスコンがホテルなどが入った建物を建てるらしい。
今のところ北広島駅前は殺風景だけど、完成したらまた雰囲気が変わるだろう。

球場に着いた時点では曇り空だったけど、この日はルーフオープンデーの予定。球場に入っても空が見える。練習中に青空が見えるようになり、青々とした天然芝とのコントラストが本当に美しかった。

ルーフオープンデー!
ルーフオープンデー!

このまま試合を見たかったけど、途中で天候が悪化し試合前に屋根を閉めることに。
3F外の芝生に寝転がりながら屋根が動くところを見れて、これはこれで貴重な体験になった。

その芝生部分でサッポロクラシックを飲みながら千歳線の方に視線を移すと見覚えがある建物が。
この辺りがただの林と草原だった2018年3月にもこの地を訪れているのだが、その時に目印として千歳線の向こう(東側)に見えた建物だ。
当時は線路の西側には人工物が何もなかったのに、5年半経って建物を見下ろしながら酒を飲んでいる。
着工前に行っておいて本当に良かった。とても感慨深い気持ちになった。

3Fから千歳線方向を望む
線路の向こうに白い工場が見える
2018年に球場建設予定地から白い工場を望む
2018年に球場建設予定地を望む

この日は「はちきょう」で海鮮丼を堪能。
店員さんが威勢のいい掛け声とともにこれでもかと言うほどいくらを注いでくれる。言うまでもなく美味い。食べながらニヤニヤが止まらなかった。今この文章を書きながらまた食べたくなってきた。
でも関東でどれだけいくらを食べても満足できる気がしない…。あとサッポロクラシックが美味い。

美味すぎる海鮮丼

試合は中村剛也の3ラン、隅田知一郎の好投で7-2の快勝。ビジター席で大盛り上がりしてとても楽しかった。
遠征ではいつも「試合以外で優勝」できるように心掛けているけど、今回は試合も優勝してしまった。言うことがない遠征だった。

勝利のハイタッチ
2戦目も7-2で快勝


●改めてエスコン感想

・電波がサクサク繋がる

ベルーナドームをはじめ、観客が多い試合ではどの球場でも電波が繋がりにくくなりがち。それがエスコンでは3万人近い観客が入っても電波がスムーズに繋がった。
キャッシュレスなので繋がらなかったら大混乱だろう。元は何もなかった土地によくここまで整備したものだ。

・Fペイが便利

最近は色んなチームでファンクラブの会員証をスマホアプリで代用できるようになった。
個人的にはベルーナドームで買い物する際は、ライオンズアプリで会員証を提示してLポイントを貯めてから、paypayなどでキャッシュレス決済している。
これだけでも現金会計していた頃と比較したらだいぶ便利だけど、ファイターズはその上を行っている。
「Fビレッジ公式アプリ」にファンクラブ会員証とクレジットカードをそれぞれ紐付けることが出来るので、アプリのQRコードを1回提示するだけで、ファンクライブのポイントが貯まり、決済も完了できた。是非ライオンズもやってほしい…。

・ルーフオープンデー

2日目がルーフオープンデーだったものの試合前に屋根が閉められたことは先に触れた。年数回の限られた観戦機会なので、屋根が開いた光景を見れただけでもよかった。
しかしルーフオープンデーを行うと告知されたのは当日の朝。もちろん色んな事情があったのだろうが、もう少し早めに言ってくれないだろうか…。北海道とはいえ9月上旬の日差しの元で観戦するならば日焼け止めは必須だし…。

●まとめ

色々と書いたけど野球もそれ以外も楽しめて本当に楽しかった。
野球以外でも色々なコンテンツを用意して、ありとあらゆる楽しみ方を提供するエンターテインメント空間。スタッフの対応がディズニーランドみたいと書いたけれど、ひょっとしたら彼らが目指しているのはディズニーのような空間なのかもしれない。

遠征後も新駅の建設方針や大学が近くに移転してくるニュースが流れてきた。

ひとまず野球が開催されるようになった2023年のエスコンならびにFビレッジだけど、本当の意味で完成はまだまだ先なんだろう。
ライオンズファンではあるけど着工前のこの場所を見た身として思い入れは深い。
今後もサッポロクラシックを飲みながら、球場や街が進化する様子を見届けたい。

8日先発の平良海馬
8日代打で犠飛を放った栗山巧
9日先発の隅田知一郎
ビジター席からグラウンドを望む
サッポロクラシック
TONOSAKI

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