ある日のこと。

イギリス在住の日本人女性より、メールをいただきました。イートン校に音楽奨学生として通う長男さんが、学校のプログラムで日本に来たいが、音楽関係の何らかの活動をするというレポートを書く必要があるので、力になってもらえないかということでした。（わたしにメールをくださったのは、諸々の偶然。お会いしたこともありません）

面白そう！！！

話を聞いてからすぐに動き始め、あれこれ提案し、情報を提供し、無事にレポートが通過。長男くんと次男くん（中学生）とお母様が来日することになりました。

長男くんの音楽活動のひとつとして、ミューレで子どもたちにイギリスの全寮制高校の暮らしを紹介してもらえることになりました。

【イートン校とは・・・？】

1440年に創立されたイギリスの超名門私立校で、数多くの著名人やウィリアム王子などの王族が卒業しています。最近では愛子さまがサマースクールで留学したことが話題になりました。

長男くんは、１学年で14名の奨学生に選ばれた子で、チェロと作曲、音楽テクノロジーを学んでいます。

【ワークショップ内容】

日本語を話せない兄弟くんが、写真を見せながら、イギリスの学校生活をご紹介します。

地球の反対側に、日本とは全然違う教育を受けている学生がいるということを知るだけで、視野も考えも広がり、希望も期待も広がるのではないかと思います。

お話を聞いてすぐに何か反応があるというより、大きなカルチャーショックは、時間をかけて子どもたちの心にじわじわと広がり、いつか決断をしたり選んだりするときに、きっと効き目が出てくるものと思います。

2023年8月に行ったワークショップの動画を公開します。

「思ったよりとてもよかった」「視野が広がった」「お母さんの行動力がすごい」「子どもの教育について、もっと思い切って考えたいと思った」などの感想をいただきました。

＊動画は、記録用としてiPhoneで撮影したものなので、画質も音質もあまり良くありません。聞き取れるように調整はしましたが、雑音が入っています。
資料と翻訳を編集で入れてあります。