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母の友2016年6月号【育児ストレス!】

大日向雅美さん「子育てに失敗はつきもの」という記事が心に刺さりました。一部を抜粋してご紹介します。

そんな息苦しい"良い母信仰"に絡め取られて苦しみながら育ててきた70年代の母親たちの子どもたちが、今のお母さんたちですね。今のお母さんたちのモデルがそこですから、同じような母親像を辿ってしまうのも無理がないかもしれませんね。
しかも、70年代の母親たちは、苦しみながらも立派に育てたという成功体験を持っています。(中略)
また70年代は、娘をキャリア志向で育てる母親も増えた時代です。「きちんと間違いなく、早く、良い子で」と。
以前、「母親の育児ストレスの元凶の一つは夫ですね」とテレビで行ったら、よくぞ行ってくれたという反響が大きかったようです。(中略)妻が夫に求めているのは、人生の同志となることです。オムツを替えてくれたりして、実際に育児を分かち合うことも確かに大切でしょう。でもそれ以上に、人生を共に生きる姿勢が一番欲しいのです。
でも、生涯を通して働き続けるプランは絶対に捨てないで欲しいと思っています。就職活動をするときに、あるいは、結婚を考えるときに、そのヴィジョンを持っているかいないかは、女性だけでなく、男性にとっても、生まれてくる子どもにとっても重要な問題になってくると思います。
どうしても今、育児が辛くてたまらないというお母さんもおられることでしょう。少しの時間でいいですから、子どもと離れたらいいと思います。ただ子どもを安心して預けられる人、場所を探すことは、心がけてくださいね。

子どもも失敗してもいいし、親も失敗してもいいんですよね。「やってみること」「学ぶこと」が本当に大事で、それをやらないでいると、いつまでも自信がつきません。

子育ての辛さは、「お母さんがダメだからじゃない」。

これは、強く強く、世の中に訴えていきたいことです。

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