10歳から考える「好き」を強みにする生き方〜人生を楽しむ仕事につくために
好きなことを追求し、努力を厭わず、夢に向かって突き進み、それを仕事にして、人から感謝され、自分は楽しく、きちんと稼げる。
そんな働き方が可能な時代です。でも、この「時代」に自分の感覚をアップデートしていなければ、新時代の「働き方」を理解できず、ことごとく邪魔をして、せっかくの道をふさいでしまうかもしれません。
フリーランスには当たり前の働き方ですが、「雇われる」以外の道を知らない方にとっては、どうすれば好きなことが仕事になっていくのか、未知です。
この本は、親が「好きなことを仕事にする」という体験がない方へ、具体的なやり方を指南し、何が必要なのか教えてくれます。
わたしは、教室経営をする人たちに向けて、経営セミナーをやることがあります。そのときに話していることと同じ名言がたくさん載っています。つまり、「自分の技術で働く人の心得」のようなものです。
そして、その多くが、「こんな風に習ってこなかった」という考えです。
ということはつまり、もともと、わたしたち親は、「子どもが好きなことを追求し、それを仕事にする」という考えが備わっていないんですね。その理由も、本書内にちゃんと書いてあります。「あぁなるほど、時代はもう本当に違うんだな」ということがよく分かります。
親は「安定、安定」といって大企業に就職させようとするけど、わたしは今、自分次第でいかようにも仕事のコントロールができるフリーランス(今は起業して社長ですが)が最強に安定していると思っています。
親として、まずは自分の考えをアップデートするためにおすすめの本です。
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