アルバム「DayDreaming」制作日記#3 (終)
私のいる場所には、古びたノートが一冊、机の上に置いてある。
もう何年も書き込まれていないノートが、机の上に置いてある。
いつしか、一人で作り続けることに飽きてしまったのか。
それとも、もう自分には作るものなんて無くなってしまったのか。
夢中になって音を作り、言葉を乗せて遊んでいた時間は
今の私からすると、ただのおままごとにしか思えなかった。
おもちゃ箱をひっくり返して、適当に繋ぎ合わせて。
「誰に聴かせるわけでもないのに」
「ただの趣味だし、自分で満足すればいいだけだ