Picturisk*

宝槻 稔 1953年 東京生まれ。電気通信大学を卒業後、大手通信会社に入社、2009年…

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宝槻 稔 1953年 東京生まれ。電気通信大学を卒業後、大手通信会社に入社、2009年に通信 会社を退社後、写真活動を始める。 Home Page: https://www.picturisk.com/

最近の記事

地震と地名

能登半島の地震で地図を見ていたら新潟県に鯨波という地名があるのに気づきました。 鯨波というのは鬨の声の事だという説明を見つけましたが、同じく大きな波の事だという説明もありました。おそらくは巨大な波というのが元々の意味である事でしょう。海沿いの地名でもありますし。するとそれは津波を意味することだろうなと思います。(鯨波の名の由来には諸説ありますという記述を見つけましたが) やはり、古い地名にはその土地の歴史や由来を示してることがあるように思います。 日本海側は太平洋側に比

    • Imaginally shortという事

      イマジナリーショートとは仮想接地とも言いますが、オペアンプという素子の入力電位差が無い状態を指していて、二つの入力は別々の独立したものだけど、電位差が無い状態であるから繋がっているのと同じにみなすよという意味です。 これは丁度、異なる意見や主張を持っている人や組織の間の取り決めについてみた時に、皆で合意した事は守りましょうというのと似ています。ホントはあいつの此処が気に入らないとか、こいつの態度が悪いとか思っていてもそれは置いといて、まぁ握手しましょうねという事。 だいたい

      • 人口と経済

        2021年12月の日経新聞に5日間に渡って「人口と世界」という見出しでコラムが連載されていた。人口と世界というテーマだけれども、中身は経済発展に関連した分析となっていて、そこは日経新聞らしいところだが、あらためて日本経済の行く先を予測する記事だった。 第2次世界大戦が終わると、人口爆発の波は欧米からアジアへと広がり、長らく経済成長の源にもなってきた。だがこれから世界は人口減少に転じ、「アフリカだけが人口増を続ける時代」へと変わって行く。 - 日経新聞12月6日の記事からの抜

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