地震と地名

能登半島の地震で地図を見ていたら新潟県に鯨波という地名があるのに気づきました。

鯨波というのは鬨の声の事だという説明を見つけましたが、同じく大きな波の事だという説明もありました。おそらくは巨大な波というのが元々の意味である事でしょう。海沿いの地名でもありますし。するとそれは津波を意味することだろうなと思います。(鯨波の名の由来には諸説ありますという記述を見つけましたが)

やはり、古い地名にはその土地の歴史や由来を示してることがあるように思います。

日本海側は太平洋側に比べると大きな津波はなかったというような記事も見かけましたが、しらべてみると鯨波のある新潟県柏崎は、ちょうどユーラシアプレートの境界線上に位置しています。太平洋側のようにプレートが入り組んではいないかもしれないけど、やはり地震の怖さはあるでしょう。(今回の輪島・珠洲地区を震源とした地震はスロースリップによるもので、プレート型地震ではないようですが)

他にも穴水で地滑りとか気になる地名も出てきました。

言霊信仰とか縁起を担ぐせいか、地名にも良い意味の字を当てたり音を変えたりしますが、古い地名には重要な情報が含まれていると考えたほうが良いのではないかなぁと思う次第。

日本全国であてはまる事の気がします。

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