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長野へ作曲合宿に行くというお話。

Photo By 丹澤由棋(instagram@yukitanzawa)


「今週の金曜から長野に合宿いってきますっ。」奇しくも3月18日が自身の誕生日のため、予定をよく聞かれたのだが、周りからしたら謎の言動を私は返答した。

そう、今日からバンドで長野にいくのである。

【なんしに行くん?】

ひたすら曲を作ったり、バンドメンバーと今後の話をしたり、酒を飲んだりしにいこうと思う。

2022年、Year After Year というバンドを組んだ。

結成話はまた次回に置いておくとして「合宿」についてびゃーっと述べちゃう。実はオノマトペが私、好きなんよ。

場所は長野県松本市のパーティハウス「瓦レコード」だ。

合宿ってなんや!?ほんで、瓦レコードってなんや!?っていう声が聞こえてきそうなので、まず合宿なんて青春チックなイベントを行おうと思った経緯から書き記す。

僕の現在時点では、人生における最高到達地点である、2019年のりんご音楽祭出演。
ここから人生が変わったと言っても過言ではない。(客観的に見ると変わっておらず、今日も満員電車に揺られて会社へ向かっている。)なにが一番って、亡き母に自分が死ぬ気でやってる音楽の晴れ舞台を見せられたことだ。

大学の軽音楽部の夏、冬合宿も長野で行われていた。そう、数々の思い出がある。
私の中で長野のイメージは「でけえ」県ではなく「音楽にまみれに行く」県なのだ。

某バンドがフジロックで「ありがとう、木々たちよ」という発言をして何故か炎上したが一度フェスに出てみろ、大地に感謝するしかなくなるから。

合宿しようと思った理由は細分化すればいくらでも作り出せるのだが、脳をすっからかんにして述べると。

①長野に言語化できない音楽の渦があるから
②瓦レコードにいってみたかったから
③バンドメンバーともっと時間を過ごしたいから

この三つだと思う。
浅い!!!ただ、それでいい。

社会人になりマシにはなったが生まれつき、フィーリングで生きているところがある。ロジカルに「これはこうだからこうなる」という思考ができない。作曲をするときも、理論に基づくのではなく(むしろほぼ知らない)、スタジオにギターと共に寝転がり、目を瞑って適当にギターを爪弾くと曲ができちゃうタイプだ。

なんか知らんけど大学院受かった。なんか知らんけどバンド組めた。なんか知らんけどフェスに出た。なんか知らんけど就職できた。

これで生きてきた。お恥ずかしい話だがそんな感じなのだ。

よって、今回の合宿も「なんか知らんけど」絶対に実りある数日間になる気がする。

あとどうなるか予想できないがコロナ禍で抑圧された人のゼロベースからの繋がりをつくりたい。
コロナ、落ち着いてきたね。

土地が、人が、自然が、カルチャーが。
私の、私たちを構成する。

「とりあえずやってみんさい」ってのが母の口癖だった。なにかの面白がり方は母から教えられたと思う。

そんなこんなで、今日から私は長野に合宿に行く。

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