★★★★

2018年秋アニメ
2019年冬アニメ

シリーズ累計650万部突破の超人気作が待望のアニメ化

原作は、小説投稿サイト「小説家になろう」で伏瀬氏が発表。

『月刊少年シリウス』にてコミカライズ化もされている。

あらすじ

サラリーマン三上悟は通り魔に刺され死亡し、気がつくと異世界に転生していた。ただし、その姿はスライムだった！

リムルという新しいスライム人生を得て、さまざまな種族がうごめくこの世界に放り出され、「種族問わず楽しく暮らせる国作り」を目指すことになる――！

主人公リムルは、ドラゴンにゴブリン、ドワーフやオーガなど多種多様な種族と出会い、世界のあり方を知っていく。そして、時にユーモラス、時にシリアスに展開する物語の先に待つのは、魔王の存在。 一匹のスライムが身につけたスキルを駆使し、知恵と度胸で仲間を増やしていく。

ファンが待ち望んでいた転生エンターテインメント、いよいよアニメで開幕！

評価してみた！

　ストーリー構成　・・・　A

　アイディア　・・・　A

　オリジナリティー　・・・　A

　キャラクター　・・・　A

　アニメーション　・・・　S

悠霧の感想

大人気作ということで、どんなものか見たところ主人公がスライムでここまで面白く出来るのかという驚きを持った。

元々、原作自体は見てはいなかったが、この作品のタイトルは噂程度に知っていた。異世界転生がWEB小説・ライトノベル系の主流になっていて、コンテンツは飽和状態になっていると言っても良い中で、その中でも一話から見ていて、続きが見たくなる作品の一つに入ってしまった。というか、同時期放送の『ゴブリンスレイヤー』にも言えることだが、中世ヨーロッパを舞台としている系統としては、マンネリ感を感じなかった。

何期か前だろうか？中世ヨーロッパ異世界転生系の作品で一話視聴したのだが、残念ながら、その後見ることは無かった。原作では人気があってアニメ化したらしいのだが・・・。

少し脱線してしまったので話を本作について戻すとしよう！主人公はスライムに転生する前は人間でゼネコンに勤めていたサラリーマンのおっさんだったという設定。そして、アニメ第一話のシーンで部下と共に道端を歩いている途中で部下をかばって、キチガイに刺されそのまま死んで転生するという流れ。ここまではよくあるようなパターンだと思ったその後に、スライムに転生する展開。これは新しい発想で普通なら思いつかないアイディアである。スライムという魔物は「ドラゴン・クエスト」というゲームから”最弱”のイメージがあるので、作品の主人公としては思いつきもしない。だから今まで出てこなかったのだが本作では逆転の発想でスライムをチートとして採用したということなのだろう。そして、それだけが本作の面白さの要因ではない。

本作は二期あるようなので、一期で終わらないのでじっくりと楽しめると思う。

続きが気になるという気持ちはあるが面白いからこそ原作は我慢していこうと本作ではそう思ってしまった。

ミュージック

2018.10.28