自分自身を忘れ
しかも　自分の根源を忘れりことなく
人間の成長する自我が
宇宙の万象に語りかける。
「個我の呪縛から私を
解放するお前の中でこそ
私はみずからの真実をきわめたい。」

毎月、先生のところにオイリュトミーを習いに行っている。
自宅から少し遠い。でも、毎月とてもたのしみにしている。

彼女に出会えたことが私のオイリュトミーを変えた。私の人生を変えたと言っても過言ではない。まさに留学のきっかけをつくってくれたのは彼女だ。

私は彼女のオイリュトミーが好きだ。
何においてもそうだが、オイリュトミーにその人の生き様・姿勢、人生を感じる。私は彼女と共に動き、働き、言葉を交わし、空間と時間を共有するうちに、彼女のオイリュトミーとその姿勢を受け取り受け継ぎたいと感じるようになった。だから少し遠くても会いにいきたいし、これからしばらくは離れてしまうけど、受け継ぐために、真剣にオイリュトミーを学ぶために旅立とうと思う。

彼女が暮らす街も好きだ。どこかのんびりと緩やかな空気と時間が流れ、お散歩好きの私には心地よい。彼女のもとに集まる人々も心地よい。これが”共同体”なんだと実感する。

これまで、国内で暮らしたいと思う場所はなかった。
今は、またいつかこの場所に還ってきたいと思っている。