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冬のお散歩のヒント

最近、研修や講座などを行うことが多く、みなさんの「外遊び」「園外活動」へのハードルを下げるべく、知恵を絞っております。
冬になると、「今日は寒いからお部屋で遊ぼうか」という方も多いのでは?
「子どもは風の子!」寒いからこそ、お外遊びに出かけましょう。

私もレギュラーメンバーで出演させていただいてる「Mori-Yoチャンネル」という森のようちえん全国ネットワーク連盟が発信しているYouTubeチャンネルに、稚内で野外保育を行っている方をゲストにお話を伺いました。
※リンクを貼りますが、ゆるゆるのチャンネルなので、忙しい方は1.75倍速で観てください。笑

稚内の冬は、”基本吹雪”だそうです!
「大変そう・・」と言うと、「吹雪、慣れますよ。みんな気にせず遊んでます」とのこと。
「寒いからお部屋で・・」と言っているそこのみなさん!笑
「稚内では吹雪の中で遊んでいる子どもたちがいるんだ」ということを思い出して、勇気を出してお散歩に出かけましょう♪

自然の中へ出かけると、冬だからこその景色や子どもたちの遊びが見られることと思います。
そして実は、葉が落ちた森や林は、死角が減りますので安全管理はしやすく、蚊や蜂などの刺す虫が減ります。その点では活動がしやすいのではないでしょうか。

ということで・・今回は、冬のお散歩ヒントを作ってみました。
私は、東京にいますので、東京や関東の感覚での装備になります。
雪国や北国など各地域ならではの装備もあるかと思いますが、参考にしてみてください。

このヒントの中にも書きましたが、やはりいかに快適に過ごすか?ということが肝だと思います。
服装を少し工夫するだけでも、子どもたちは遊び込むことができます。大人の方が寒くなってしまって、早く帰りたい・・ということにならないよう、大人自身の装備もしっかりとしていきましょう。

おすすめは、レインウェアです。
上下セパレートのものを持っていると、本当に寒い日は、下のレインウェアも履いてしまえば体が芯から冷えることを防げます。
特に、アウトドア用のレインウェアは、防水・透湿ですので、さらに快適に過ごすことができます。
下には、フリースや薄手のダウンなどを駆使すれば、子どもが没頭して遊んでいる姿を何時間でも見守っていられるでしょう。
※別の機会に、おすすめウェアをご紹介したいと思います。

もう一つ、おすすめのワザは・・
特に寒い日などに、透明の水筒にお湯を入れて持っていくことで、それが湯たんぽになります。
薄着で出て来てしまった子どもに抱っこさせて、体力を回復しても良いでしょう。
子どもは、さっきまで動き回っていたのに、急に体温が下がって、動きが鈍くなる・・ということがあります。体が芯から冷えてしまっている時にそういう姿が見られます。
保温機能付きの水筒は、湯たんぽ替わりにはならず、中のお湯も熱すぎることもあります。冷えた体にはぬるいくらいでも良いので、この透明の水筒は一石二鳥となります。
ただし、水筒によっては、お湯が入れられないものもありますので、ご注意ください。
おすすめは、アウトドア用品のナルゲンボトルです。
耐熱温度が100度〜マイナス20度。軽くて耐久性もあり、BPA(有害物質)を含まない素材のボトルです。


寒いから・・と部屋で過ごすだけでなく、冬の寒さを感じることで、心も体も育まれます。
体験に優る学びはないと思っていますので、ぜひ子どもたちと一緒に自然の中での豊かな体験を愉しんでください。


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