【2022W杯】日本vsドイツ〜メンタルの重要さと"理想的な失点"での勝利〜

2022年11月23日は記念すべき日となりました。

ドーハの奇跡をおこしての日本の勝利。

私も試合終了のホイッスルを聞き涙しました。(正確にはもっと早く泣いていたわけですが…)

あとだしジャンケンであることは重々承知のうえで、あの試合は日本が勝てる理想的な展開の一つだったと言えると思います。

いくつかのポイントがあったと考えます。
順に説明します。

①0-1で後半30分まで戦った

0-0でも1-1でもなく、まして勝っているわけでなく0-1で試合を進めました。

ジャイアントキリングをおこすには、このパターンしかなかったと思います。

ドイツは勝っている、そしてシュートに持ち込んではいたことで、
戦い方を変えられず、まして全員が必死になるという状況が生まれませんでした。

メンタル的に重要なポイントです。

②理想的な形で失点した

0-1になるには失点をしなければなりません。

この形が理想的でした。

ディフェンスが競り負けたのでなく、連携ミスでもなく、GKが裏をかかれたのではなく、ほとんど不可抗力での失点でした。

しかも珍しい「審判に責任転嫁できる」類の失点でした。

そのため、誰かがメンタル的にやられることなく、逆にやられたことで入れ込みすぎることなく、「ただ1点失った、しかし誰も悪くない」という状態を生み出すこととなりました。

2つ目のメンタルにかかわるポイントです。

③ドイツは中途半端に日本はテンション高く

①と②から考えられることは、
ドイツは勝っていることで、中途半端なテンションであったこと。(選手間で差があったこと)
日本は負けているため、守りに入る選択肢はなく、全員の得点意識が高かったのではないかと言うことです。

この2チームの、試合を通じてのメンタルの違いが、勝利に大きく影響したのではないかと考えています。


コスタリカ戦は、日本がドイツのメンタルになることが十分考えられます。
勝つことは容易でないですが、ぜひ頑張ってもらいたいものです!
バモニッポン!

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