マガジンのカバー画像

結婚フリーな生き方とは

16
運営しているクリエイター

記事一覧

束縛は「愛」ではありません。

結婚相談所で働いていると、 知人から恋愛相談を受けることが結構あります。 20代の女性が溜息混じりに言います。 ✔️ 彼の束縛が強くて困っている。   結婚を前提に付き合ってきたが   束縛をやめないなら、別れようかと思う。 ほう、束縛君ですね。 華麗なる束縛内容 〜だって君は僕の物〜 ⚠️ 毎日仕事中に「どう?」と電話をかけてくる。   午前と午後に一回ずつ! ⚠️ LINEが未読または既読スルーだと拗ねる。 ⚠️ 週に丸2日は一緒に過ごしたいと言う。 週休2日で

体型、趣味、学歴…条件が合えば「理想の人」なのか。

理想の結婚相手を探すため、結婚相談所では より多くの具体的な希望条件を列挙することが一般的です。 職業、学歴、年収、住まい、 体型、趣味、婚歴、タバコやお酒の有無… 具体的であればあるほど、 条件が合致する相手はデータ上、理想に近いと言えます。 でも、条件を過信することはリスクを伴います。 なぜなら条件はあくまで現時点のことだからです。 年収も、住まいも、体型も、思想も、 この先の人生で変化していくもの。 条件はひとつの目安として捉えることをお勧めします。 そし

結婚する、しないの2択からフリーになろう。

18〜34 歳の未婚者に質問。 結婚について、あなたはどっち? 1️⃣ いずれするつもり 2️⃣ 一生するつもりない 実はこちら、「出生動向基本調査」といって、 国の調査機関が5年ごとに実施している調査の一部です。 どんな回答になるかといいますと… 1️⃣ いずれするつもり   男性 85.7% 女性 89.3% 2️⃣ 一生するつもりない   男性 12.0% 女性 8.0% ※国立社会保障・人口問題研究所 出生動向基本調査 2015年(第15回) ✔

良い子は結婚しないとダメなのか。

悪い子より良い子に越したことはありません。 でも、そもそも良い子って何でしょう。 結婚を考える30代女性を 良い子から解放したいと思った話です。 ご両親と一緒に結婚相談所に来店された、こちらの女性。 広報担当の私は取材の一環として 一部同席しました。 初めての結婚相談所が不安だという心情は理解しますが、 何もご両親を引き連れて来なくても… というのは私の心の声。 でもすぐにそれは間違いだと気付きました。 ご両親を連れて来たのではなく、 ご両親に連れられて来たのだ、と。

「聞き上手」な人は結婚が早い。

「結婚が早く決まるのはどんな人?」 取材でよく記者から聞かれます。 💭 希望条件が低めな人? 💭 第一印象が良い人? 💭 人当たりがいい人? …どれも悪くありませんが、ちょっと違います。 答えは「人の話を聞くことができる人」です。 そんな当たり前なこと?と思いますよね。 でもこれが意外と難易度高かったりします。 ☑️ 結婚相談所で「話を聞かない人」の特徴   〜知ってほしい、僕たち私たちに悪気はない〜 1️⃣ 質問が矢継ぎ早すぎる  ⚠️ こちらの回答を遮って質

ジャージでお見合い、ダメですか?

どんな服を着たら良いですか? オンラインのお見合いを前に 男性からよく聞かれる質問です。 次のうち、どちらの回答が良いと思いますか? 1️⃣ 気取らず普段通りで結構ですよ 2️⃣ 襟付きのシャツがオススメですよ 答えは2️⃣ 襟付きのシャツです。 【理由】 「気取らず普段通り」と言うと、 ジャージで登場する通称ジャージマンが 一定数で存在する為です。 ジャージが悪いわけではありません。 オシャレなそれも多々出ていますしね。 芸能人がサラッと着こなしたスナップは

年収1,000万の彼を探し続けますか?

年収1,000万円は最低ラインです。 毅然たる姿勢でそう話してくれたのは 30代の女性。会社員。 この勢い、この豪語感は 30年前に流行った「3高」を彷彿させます。 男性に3つの高スペックが求められました。 🚀 高収入 🚀 高学歴 🚀 高身長 時は流れ、今は「三手」なんて表現されて久しい。 ✋ 手伝う(家事育児への積極的姿勢) ✋ 手を取り合う(理解と協力) ✋ 手をつなぐ(愛情) そうは言っても依然として 女性が経済力を求めていることは、 国の調査を見ると明らか

良い人がいない?無料相談という合理的選択。

「結婚相談所で働いています」と言うと 恋愛や結婚の悩みを「ちょっと聞いて〜」と ご相談いただくことが結構あります。 ご相談の約8割はこちら、 良い人が、いない。 頼ってくださるのは嬉しいのですが、 基本的に… ⚠️ ご相談にはお応えできません。 なぜなら私はコンサルタントではないから。 相談のノウハウが無いのです。 いい加減なことは言えません。 友達として相談に乗ることはあっても、 結婚相談所の立場としては 責任ありますもの。 広報としてはこれまで多くの未婚者の

家事育児、妻だけに任せるなんてもったいない理由。

結婚相手に「家事代行サービス」的な役割を 求める男性について先日アップした記事に 様々なコメントを頂きました。 どちらのコメントも人生の示唆に富んでいて、 一件一件に生きるヒントがあり、 膝を打ちながら拝見しました。 仕事も家事育児も男女で協力するということは、 男性の負担を増やして、 「どうだこれで平等だろう!」 ということではありません。 女性に偏っていた負担を分散することで、 女性は家庭内外の仕事の生産性が上がります。 それは家庭の全体最適となり、 結果的に男性

妻は家事代行サービスではありません。

なぜ、あなたは結婚したいのですか? 結婚相談所を訪れる方の回答には、 思わず突っ込みを入れたくなるような 珍回答も混在し、考えさせられます。 ある40代の男性は、切実に訴えます。 1️⃣ 今年中には結婚したい。 2️⃣ 僕を理解してついてくれる女性を探したい。 3️⃣ 家の中のことを面倒みてほしい。 はい! イエローカードです! 1️⃣ 今年中には結婚したい。 まだ見ぬお相手との契約に対して、 期日を設けることにまず無理があります。 お相手があっての結婚です。 あ

世界的富豪の夫を捨てた女たち。

星野源さんと新垣結衣さんの結婚が発表され、 「逃げ恥婚」祝福ムードとなった今週。 一方でほぼ時を同じくして、 世界的経営者の離婚が成立し こちらも話題となりました。 米マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏と 妻メリンダ氏の離婚です。 約13兆円とも言われる資産の分割が注目され、 「私なら取り分、1%だって構わない」 と鼻息荒く語る女性の声が あちらこちらで聞かれました。 夫妻が共同で進めてきた慈善活動の財団が 今後どうなるのか見えない中、 メリンダ氏が女性支援活動

息子の婚活、母の出る幕なし。

我が子の結婚を心配する親が 結婚相談所に問い合わせることについて、 前回ご紹介したところ… そんなことがあるの!? というお声をいただき嬉しくなりました。 あるんです!毎日あります。 驚いちゃいますよね。 親のお問い合わせは、 大体このようにパターン化されます。 1️⃣ 問い合わせする人:父 子供:男性 2️⃣ 問い合わせする人:父 子供:女性 3️⃣ 問い合わせする人:母 子供:男性 4️⃣ 問い合わせする人:母 子供:女性 更には、 子供の承諾の有無によって分け

それでも子供を「結婚させたい」ですか?

結婚相談所には、子供を心配する親からの お問い合わせも多いです。 ハッキリ申し上げて、 親の過度な干渉は逆効果! そもそも子供は、 「結婚できない」のではなく 「結婚しない」のかもしれません。 ◻️好きな人がいるのかも。 ◻️お付き合いしている人がいるのかも。   →特にこの場合、親の独断婚活は致命傷に。 ◻️今は仕事に集中したいのかも。 ◻️おひとりさまを選びたいのかも。 子供の幸せを願う親にやってほしいこと。 それは、結婚を勧めることではなく、 子供の「幸せのカタ

最期は誰と過ごしたい?【こたつぶとん】さん記事「海のまばたき」に隠された人生のヒント

「婚活疲れ」の方が増えています。 人と距離を置くことが推奨される中、 リモートでの婚活には限界を感じる…。 そんな時は少し視点を変えてみると 見えてくるヒントがあります。 あなたは人生の最期を どんな風に迎えたいですか? 人生の最期、 どんな自分で在りたいでしょうか。 ✔️ だれと ✔️ いつ ✔️ どこで ✔️ 何をしていますか 最期と言っても、死の瞬間でなくて結構です。 それはちょっと怖いですからね。 最期の方ということで大丈夫。 目を閉じて、心に思いつくまま