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「言語化」とは何か?

前々回、語彙がないというお悩みについて、「自分だけの名言集を作りましょう!」とお話ししました。

今回はその語彙力と同じくらい頻繁に聞くようになった言語化といことについて、考えたいと思います。

「言語化する力」とはどんなもの??

最近よく聞きますよね、言語化という言葉。
オンラインでのコミュニケーションが加速したことにより、一気にメジャーな頭いい系の言葉になったような気がします。

この言語化とは、何か?

私が思うに、言語化とは、説明する力なんじゃないかなと思うんです。
つまり、特定の誰か一人だけじゃなく、その他の誰でも再現できるようにするためのノウハウだと。

例えば、後輩に教えるとき、今までは実際見せて、「こうだよ!」って教えられたものも、今のリモートワークでは、自分の作業を一度、俯瞰して言葉によって説明する、解説するような感じで文章にすることが大切です。

だから、言語化能力が高い人は高く評価されるし、アピールする力も高くなるわけですよね。

語彙が少ないとお悩みの人にも、本当のおすすめは、実はこの言語化能力を高めること。

自分の考えや行動、なぜそうしたかったかなど、物事の背景を汲み取り、説明する練習をしていくと、自然の語彙も増えていくと思います。

そして、説明する時は、同じ言葉を使わずに、言い換えをするような感覚で言葉にすることがおすすめです。

例えば、苺のショートケーキの美味しさをいうとき。
ただ単に美味しいというだけでなく、
・見た目の印象
・盛り付けの具合
・いちごのみずみずしさ
・クリーム、スポンジの質感
などなど、ショートケーキの美味しさを説明するために、いろんな角度から観察し、なんとかその美味しさを説明してみる。

こんな練習をしていると、自然と語彙も増えるはずです。

ちなみに、ライティングの時も、“美味しい”という同じ言葉を繰り返さずに、いろんな角度から観察した様々な言葉を言い換えて使うことが、いい文章になるポイントです。

ぜひ、説明する力をつけて、言語化する力を磨いてもみてはいかがでしょうか?


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