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5歳でポケモンカードができるまで(15)

すでに息子の方が計算が早い件。

たぶん単純な足し算、引き算なら、もうすでに。

こないだパパがレシリザデッキ、長男がマーシャリキーデッキを使っていたバトル。長男のランドロスをレシリザのフレアストライクで倒すと、闘エネルギーが2枚ついたマーシャリキーがでてきた。長男側は残りサイド3枚、パパは4枚。長男がこの返しの番で、無傷のレシリザをワンパンできることができれば、もちろん勝ち。とはいえGX技を残してなおレシリザのHP270というダメージを出すのは難しいのではというのがパパの読み。ディアンシーもベンチにいなかったし。長男側は次のアタッカーが準備できていなかったので、このマーシャリキーを上手く処理できれば勝てるかなとパパは思っていた。

しかし、である。「闘エネルギーを一枚、貼ります。せせらぎの丘を出します。せせらぎの丘の効果でディアンシー★をベンチへ。こだわりハチマキをつけます」と火力をあげていく。いや、まだ大丈夫か?と思ったパパが甘かった。「ハイパーボールを使って、カプ・テテフを持ってきて出します。ワンダータッチでククイ博士を持ってきます。ククイ博士を使って、ごうけつのきわみGX!ありがとうございました」と勝負を決められてしまった。ちょっと想像していなかった負け筋だったので、打点計算を確認させてもらおうと「えーっと、ディアンシーで+20、ハチマキで+30と」もたもたしてたら、長男に「20、30、20で70でしょ」と怒られてしまった。

この場合は、パパ側に思いがけず負けてしまった心理的動揺があったわけだけど、それ以外の場合でもポケカのダメージ計算では息子に遅れをとるようになることが多くなってきた。とにかく早く正確なのだ。ポケカを始める前は「2+3は?」「えーと、えーと5?」といっていた息子が、まさか自分より計算が早くなるとは。子どもの成長とは、恐ろしい。

足し算練習デッキ

さて、まったくもってデッキを紹介するようなタイプのnoteではないのだけど、こないだ息子と考えたデッキが足し算の練習にうってつけだったので、ポケカを通して小さなお子さんの計算力を高めたいという狭すぎるニーズのために紹介したい。

名付けて、「足し算ダグトリオ」。ダブルブレイズに収録されているダグトリオを主軸としたデッキで、火力をパンプアップするカードを多数仕込んでいる。

30(ホームグラウンドの基礎ダメージ)
+60(自分のスタジアムがでていた場合の追加ダメージ)
+30(こだわりハチマキ)
+40(格闘道場でサイドが負けていた場合の追加ダメージ)
+20(ディアンシープリズムスター)
+30(ガオガエン ストロングエール)
+20(ククイ博士)
=230

と1エネで最大230ダメージでる。もちろんすべての追加効果が重なることは稀だけど、普通にプレイングしていても複数重なるのでまぁまぁ火力は出るし、なにより毎回足し算を必要とされるので足し算の練習になるのだ。ガオガエンも立てばラッキーくらいの気持ちでやってると、割りと立つ。実際はポケギア4枚をジラーチ2枚、エスケープボード2枚という構築で使っているけど、割りと普通に戦える。メタモン★とデカグースGXは、エネルギーがたくさんついたピカゼクやレシリザなんかをGX技でワンパンするためのギミック。闘エネルギーさえついてれば格闘道場の恩恵を受けれるので、4エネついたレシリザならなんとかなる。ダグトリオデッキを組んだのは、こないだも書いたけど次男が好きなポケモンだから。ちなみにこのデッキを使った時の足し算も息子の方が早い。残念ながら。

※画像はママが新たに組んだグレイシア・ジュゴンと、長男がこれまた新たに組んだウルネクデッキ。トリプル加速エネルギーが足りなくて、超ブーストエネルギーで代用している。この勝負は長男の勝ち。


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