今月からから小澤式セールスの研修所が開校しましたので、それにあたって、年内いっぱいまで、今まで約20年間営業をやって来た気付きをシェアします。

参考になれれば幸いです^ ^

【飛び込み営業をやろうと思ったきっかけ！？】

1998年7月。
オフィス用品業界で日本No.3の会社に新卒で入社し、5月11日からずっと先輩に同行していた。

自分が入った営業所が28の営業所がある中でトップの営業所でできる先輩が多かった。
そんなできる先輩と2ヶ月間同行。

W先輩としますが、
ホントにいつも厳しくて、

1.机の上に無駄なものは置かない

2.キャビネットを開けたらどこに何があるのかを誰でもわかってもらうようにすること。

3.ゴミは、丸めて捨てるのではなく、折って捨てろ

これをしていないと、机の上にガサっと置かれ

やり直し！！！！！

と、口頭で言われるのではなく紙に書いてある始末…
言われてみれば当たり前ですが、
1ミリのミスも許されない感じでした

それは、

営業車に乗る時とも飲み会でお酒を注ぐ時も一緒でいろいろと細かく注意されました…。

ホント嫌になって
同期とよく新橋の中華屋で飲みながらグチを言ってました。

しかもW先輩も営業でめちゃくちゃ成績を上げていて同行するお客様のほとんどの方から、可愛がられていました。

このお客様の後を自分が引き継ぐのか…。

新卒で初めて入った会社の営業職。
目に見えないプレッシャーを凄く感じていました。

そんなある日の営業会議。

所長から

おい、W！
新規は今月も0か。売上目標も大事だけど新規もやれよ。

W先輩は、確かに毎月売上目標をクリアしていましたが、新規開拓が嫌いでほとんどやらなかったのです。

その時、思いました。

あ、もしかしたら

俺がW先輩に勝てるのは

新規開拓かもしれない！

そんな全く根拠のない思いがありましたが、
W先輩の後を引き継ぐのなら、もしかしたら、離れるお客様もいるかもしれないから、新規開拓をやろう！

そう思ってW先輩に新規開拓のやり方を教えてください！

と、言ったら

えー。面倒くせーよ（笑）

という半分冗談、半分本気の表情でしたが、
実際に初めての会社に行ってやっている所を見ました。

体よく断られましたが、それを見て、なぜか

面白い！

完全に否定している方を変えるのが新規開拓なんだ！

自分で自分のお客様を開拓するって

やりがいがあるかも！

そんな事を思い、先輩の後を1998年の8月に引き継ぎました。

初めての新規開拓は

工事現場の仮設事務所

オフィス用品(文房具)というハードルが低い商品とはいえ、30分くらいシュミレーションをし、恐る恐るコンコンと叩き、全く慣れない営業トークで、名刺とカタログを見せたところ

え？これ、30%引きで買えるの？

ふーん。

文房具、足りないんでまとめてご連絡します

FAXでご注文ですか？

は、はい！

こちらです！

そして、営業所に帰って来て、FAXが届いていました！

なんと新規開拓1発目に訪問した会社で

初めて受注できたのでした！

これは行ける！

W先輩に勝てる！かも？（笑）そう思って1年間頑張った所。

営業マン200名中20位同期14人中1位の成績を取る事ができました。

この事から

誰かに勝ちたい！

という目標を持つと、自分は頑張れるんだな！という事を知りました^ ^

●気付き

数字で目標達成が難しいのならこの人に勝つという思いでやると上手く行く

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