見出し画像

ワタシはコレで、会社を卒業したくなったのだ。

アフロヘアの稲垣えみ子さん
料理本を読んで、
さらに彼女のことを知りたくなり、
ついに禁断の書に手をだしてしまった。

「魂の退社」と退社後の「寂しい生活」

 
これを読んだらさー、
 会社を辞めたくなること
 請け合いのキケンな本である。

稲垣さんの本は、
キケンな書であるが、
むしろ文体は飄々としていて、
ユーモアにあふれている。

東日本大震災をきっかけに
節電に目覚め、
家電を1つ1つ手放していく。

最初は掃除機、電子レンジ・・・
ついに冷蔵庫まで手放してしまう。

便利な家電とオサラバするたびに、
彼女はどんどん自由になった。

それはまるで、病院のベッドで
たくさんのチューブにつながれた
病人が1つ1つチューブを外して、
回復していく感覚だったそう。

それがドンドンエスカレートして、
超必需品の「会社」とオサラバする。


 会社を辞め、大切なものと別れ、
 一人ぼっち・・・。
 でも、自由。
 不安で孤独で、
 でも何とか耐えられる。
 もしや、これが「今を生きる」ということ?

読み進めるうちに、
自分でこの感覚を体験したく
なったのです。
人生仕切り直しというか、
こわいものみたさというか。

でも、でもでも、会社辞めるには
貯金も勇気も足りない・・・っす。
夢物語だよなと思っていた矢先、
「早期退職の募集メール」が
会社から送られてきたのであった。
・・・・続く。


(追伸)
稲垣さんは、きまぐれで
アフロヘアにしたことが
変化のきっかけになったそう。
わたしも会社を無事辞められたら、
髪の毛をミルクティー色に
してみようかな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?