見出し画像

ヨーロッパでの米国株投資・Degiroについて補足

以前の記事のDegiroについての補足

-----以前までのおさらい-----
・登録するサイトについて
以前の記事にも記載したとおり、アカウントを開設する際に登録する現住所で、クライアントになる上で許可される現住所の国は以下となります。

オーストリア/ベルギー/チェコ/デンマーク/フィンランド/フランス/ドイツ/ギリシャ/ハンガリー/アイルランド/イタリア/オランダ/ノルウェー/ポーランド/ポルトガル/スペイン/スウェーデン/UK/スイス

上記の国別にサイトが用意されていますが、筆者が開設した際は、現住所が上記の国である限り、現住所のサイト以外からも登録可能でした。筆者は英語で使いたかったのでアイルランドのサイトで登録しました。

・登録する納税者番号について
Degiroにアカウントを開設するときに納税者番号を登録する必要があります。この納税者番号は日本のものは登録できないので居住国の納税者番号を取得する必要があります。
----------------------------

-----ここから補足-----
・登録する銀行口座について
Degiroにアカウントを開設するときに銀行口座を登録する必要があります。この登録する銀行口座はDegiroのアカウントに紐付けされ、この口座以外からの入金、この口座以外への出金はできません。

・米国株投資をするにあたって利用できる租税条約について
上記の納税者番号を受けた国と米国が租税条約を結んでいる場合は、持っている株の配当が出た場合に二重課税を避けることができますが、これを利用する場合はDegiroで申請する必要があります。ただ、納税番号または登録住所と登録した銀行口座の国が違う場合は、この申請を行うことができませんので、買った個別株を長期保持してインカムゲインを考えている場合は注意が必要です。

・銀行口座について
居住する国によっては銀行口座を開設するのにハードルが高い場合もあります。筆者はドイツのN26を使っています。N26もDegiroと同様に自宅から口座が開設できるので便利です。口座開設の際は住所登録が必要です。#

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?