総務省は3月1日、「無線LAN（Wi-Fi）のセキュリティに関する
ガイドライン」の更新を行ったと発表しました。

今回更新された令和6年3月版の利用者向けガイドラインでは、
「自宅Wi-Fi利用者用」と「公衆Wi-Fi利用者用」に分冊されています。　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　出典：総務省

＜Wi-Fiに潜む脅威・リスク＞

Wi-Fiのセキュリティ対策を行わずに利用すると、
通信内容が盗み見られたり、ID・パスワードを盗用されて使われたり
第三者に不正利用されるなどの被害にあう可能性があります。

＜自宅Wi-Fi利用者用向け＞

自宅に設置している機器の設定が適切でないと、第三者に勝手に利用
されたり機器を乗っ取られたりする可能性があり危険です。

セキュリティ対策の3つのポイントとして
1.セキュリティ方式 は「WPA2またはWPA3」を選択
2.パスワードは第三者に推測されにくいものに
3.ファームウェアを最新の状態にする

＜公衆Wi-Fi利用者用向け＞

公衆Wi-Fiは大変便利ですが、その反面気づかない間に通信内容が
盗み見られたり不正アクセスを受ける恐れがあります。

セキュリティ対策の2つのポイントとして
1.接続するアクセスポイントをよく確認する
2.正しいURLでHTTPS通信しているか確認する

スマホやタブレットの需要が増えて以降、日頃から自宅でも公衆でもWi-Fiを利用することは多いのではないでしょうか。

また企業での需要も増えているかと思います、Wi-Fiは誰でも簡単に使える
便利な反面、悪用される機会やポイントが多いことも理解しましょう。
自分だから大丈夫と油断せずにセキュリティ対策はしっかりと実施することが重要です。

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