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育休明け、時短勤務が不安な人へ

育休が明けたら今まで通りやっていけるかな…。
自分の子供と一緒にいられなくなるのは嫌だな…。
でも時短勤務はお金が心配だな……。

これ、一昨年の私の心境です。
私は娘が生まれて半年足らずの育休を取りました。半年で育休を終えた理由は、生活費が心配だったからです。
しかし同時に教員生活に戻れるのかという不安と、娘との時間を大切にしたいから戻りたくないという気持ちがありました。

今回の記事は、そんな一昨年の私と同じ気持ちになっている人にその後の私の心境や生活をお伝えしたいと思います。
少しでも参考になれば幸いです。


復帰(フルタイム)

復帰直前は「今ままでどおり仕事が出来るかな」という不安でいっぱいでしたが、戻ってみると意外とすんなり育休前のペースを取り戻しました。

ただ、復帰直後から担任でした。
すでに自分達のクラスが出来上がっている人たちとうまくやっていけるか不安でしたが、子供たちに助けられました。

子供たちが良かったため、突発的な生徒指導もほとんどありませんでした。
しかしそれでも勤務時間は8:00~19:00程度になることが多かったです。

私の場合は部活動も服顧問で、主顧問の先生から「自分が1人で見るから、自分に何かあるときだけ見てほしい」と言われていました。
これもとてもありがたかったです。

やはり「担任」と「主顧問」は負担が大きいと思います。
授業準備は家でも出来ますし、今までの積み重ねや経験があったのでさほど大変ではありませんでした。

また、仕事中は娘のことを考える余裕はありませんでした。
だから「離れたくない」という気持ちは働き始めてしまえばほとんど苦になりませんでした。
(ただし毎日出勤前は「離れたくない」が大きかったです笑)

むしろこの頃、大変だったのは妻だったと思います。
1日のほとんどの家事育児を任せきりにしていました。
仕事している自分を支えてくれる人の協力がないと出来ない働き方だと思います。

時短勤務

時短勤務にしたのは「子供の成長を見逃したくなかった」というのもあります。
でも、「他人の子を見るより、自分の子を見たい」というのが大きいです。

担任をしていて、そう感じるような体験をしました。
生徒のためにと頑張ってきたつもりでしたが、それが届かない(その生徒や保護者にとっては不要だった)という体験をしました。

そこで4月から育児短時間勤務をすることにしました。

時短勤務の最大のメリットは仕事が減ったことでした。
担任なし、部活動なし、委員会なし……
あるものは教科と庶務ぐらいです。
かなり配慮してもらったと思います。

ただ、授業は週20コマのうち、16コマが通常です。分掌の会議等も入れると18コマが埋まります。

それでも時短で時間外の在校時間が減ったのは確かです。現在では勤務時間終了の15分後にはほぼ確実に退勤することが出来ています。

お金

心配だった給与ですが、正直なところかつかつです。というか毎月赤字です。
フルタイム→30万
時短(5時間)→20万
※手当等は除く額面金額です。

ボーナスは、
フルタイム→63万
時短(5時間)→41万
※額面です。

お金の心配をしている人は目安にしてほしいと思います。

私は時短勤務を始めるにあたって、
①時短勤務中の収入
②現在の出費
③現在の預貯金
を確認し、ここまでなら減って良いという計画を立てたので今のところ貯金は減っていますが焦ってはいません。

まとめ

育休明けに私がもっていた不安
①今までどおり働けるか
→意外とすんなり戻れる。ただし家族の支えには大感謝。

②子供と離れたくないな
→出勤前が一番のピーク。子供が寝ていればあまり感じない。勤務中は子供の考える余裕なんてない。

③お金が心配
→働かない分はもちろん減る。収入が減ると不安になるので事前の計画が大事。


今の私が、過去の私の不安に対して伝えられるのはこれだけです。
そして「育休は取れ!」「時短は取れ!」と必ず勧めます。

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