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    全国各地の桜の写真を掲載。

  • 熊本地震被災日記

    熊本在住の NEWSALT記者が綴る被災日記

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【特集】「熊本地震」被災日記(6)~真の復興に向かって~

物流やインフラは徐々に復旧し、熊本の人々は次第に元の生活を取り戻しつつあった。それにともなって避難所の役割も終わろうとしていたが、その後の生活の見通しが立たない人が多いのも現実だ。被災者が自立していくためには根気強く、長い目で見た支援が必要だと感じる。しかし「本当の復興」とは、どのようにしたら実現できるのだろうか。私自身が被災者として、ボランティアとして、この「熊本地震」と共に生活してきた日々を振り返ると、考えが深くならざるをえなかった。 5月8日(日) 「支援」は続く

    • 【特集】「熊本地震」被災日記(5)~「一時避難」のその先に~

      震災から2週間以上が経過した5月初旬、熊本の街や道路、人々の生活は徐々に元に戻り始めた。 しかし、いまだに余震が一日に30回前後起こっており、避難所ではまだ多くの人々が不自由な生活を強いられている。 今週はゴールデンウィークということもあり、私は再び避難所へ支援に行くことにした。 5月2日(月) 避難所生活の終わりが近づく この日、私は避難所となっている市内のある公共施設に来た。 この避難所には約150人の被災者が避難していた。 支援活動の内容は、食事の配給、

      • 【特集】「熊本地震」被災日記(4)支援活動で笑顔が戻る、復興への兆し

        月21日木曜日、最初の地震から一週間が経った。 このころになると、食糧品や生活用品などの物資だけでなく、さまざまな支援が始まっていた。 この日私が支援にやってきた小学校では、理学療法士やヨガの講師が訪れ、エコノミークラス症候群を防ぐために、体操や近くを歩き回って運動をするよう促した。 別の小学校では、ボランティア団体が子ども向けに絵本の読み聞かせをしたり、おもちゃや落書き帳を使って子どもたちと遊んでいた。 また、届いた支援物資の中からお菓子を集めて、子供たちが“お菓子

        • 【特集】「熊本地震」被災日記(3) 避難所スタッフも皆「被災者」

          被災生活5日目、問題も多様に 自分が”被災者”になり、避難所で生活することなど、ほぼ全員が初めてのことだ。 だから避難所においてはさまざまなトラブルが起こった。 私が最初に訪れた小学校では支援物資の配布についてもめていた。 校長先生、教頭先生、町内会長、PTA会長、ボランティアスタッフが集まり、届けられた支援物資をどのように配分するか話し合っていた。 「……では、このように配分したいと思います」 「ちょっと待ってくれ。うちの町内にもっと物資をくれないか」 「

        【特集】「熊本地震」被災日記(6)~真の復興に向かって~

        • 【特集】「熊本地震」被災日記(5)~「一時避難」のその先に~

        • 【特集】「熊本地震」被災日記(4)支援活動で笑顔が戻る、復興への兆し

        • 【特集】「熊本地震」被災日記(3) 避難所スタッフも皆「被災者」

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          【特集】「熊本地震」被災日記(2)避難所生活で水・食糧の問題に直面

          前震と本震を経て、避難所での生活が始まった。震災そのものを生きて乗り越えても、次に乗り越えなければならないのが、水や食糧といった物資の不足だ。 私たちが最初に直面した問題は飲料水だった。 市内ほとんどの地域が断水しており、スーパーやコンビニなどの飲料水は1回目の地震後にほとんど売り切れていた。 それからしばらくして、午前8時を過ぎた頃、区役所から一時的な食糧が届いた。 水を入れるだけで米が炊ける「アルファ米」だ。 私も調理を手伝うことになり、早速、学校の教室を借りて

          【特集】「熊本地震」被災日記(2)避難所生活で水・食糧の問題に直面

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          【特集】「熊本地震」被災日記(2)避難所生活で水・食糧の問題に直面

          【特集】「熊本地震」被災日記(2)避難所生活で水・食糧の問題に直面

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          日本の温室効果ガス排出量、5年ぶり減少

          日本の温室効果ガス排出量、5年ぶり減少

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          「熊本地震」被災日記(1) 前震と本震、熊本地震被災のはじまり

          熊本で4月14日から続く大型地震。熊本に暮らす私は、生まれて初めて経験する大きな地震に生きた心地がしなかった。長いようであっという間に過ぎた、この1カ月。発生時から書き続けてきた記録を紹介したい。 4月14日(木)21:26 世界が揺れた、前震 1度目の大きな地震は自宅にいるときに起きた。 自分の足でまっすぐ立っていられないくらい大きな揺れだったので、近くのテーブルにつかまり、重心を低くした。 身動きは全く取れなかった。 台所にある食器棚が倒れて多くの食器が割れ、ダ

          「熊本地震」被災日記(1) 前震と本震、熊本地震被災のはじまり

          セルウィン・カレッジ(ケンブリッジ)

          ケンブリッジは、現在31個のカレッジで構成されている。1882年に設立されたセルウィン・カレッジ(Selwyn College)は、そのうちの一つだ。 記事詳細はこちら

          セルウィン・カレッジ(ケンブリッジ)

          キングス・カレッジ(ケンブリッジ)

          キングス・カレッジ(King’s College)は、ケンブリッジ大学を構成するカレッジの一つで、ヘンリー6世により1441年に設立された。街中に立ち並ぶカレッジ群の中でも、美しい外観でひときわ目を引き、街のシンボル的な存在となっているのが、キングス・カレッジ・チャペル(King’s College Chapel)だ。ケンブリッジ大学のキングス・カレッジにあるゴシック建築の礼拝堂。荘厳なチャペル内に飾られた大きなステンドグラスと、絵画(ルーベンスの「三王の礼拝像」)を見に

          キングス・カレッジ(ケンブリッジ)

          花便り〜カーネーション〜

          母の日にはカーネーション。赤色やピンク色が花屋の店頭を華やかに彩っている。 カーネーションの原産は地中海沿岸から西アジアで、原種は一重咲き。古代ギリシア時代から栽培されており、17世紀には品種改良が始まり、現在のような八重咲きやさまざまな色が栽培された。日本には江戸時代初期にオランダから渡来したため、当初「オランダセキチク」と呼ばれた。現在では青紫色のカーネーションも存在するが、これは日本企業サントリーの花部門(現サントリーフラワーズ)と、オーストラリアの植物工学企業フ

          花便り〜カーネーション〜

          漆黒の天守閣と広大な庭園が魅力 「岡山城」

          岡山市内の小高い丘の上に建つ岡山城。天守閣の黒漆塗りから、別名「烏城う じょう」と呼ばれている。豊臣秀吉の五大老の一人であった宇喜多秀家が8年の歳月を費やして、1597(慶長2)年に築城した。1945(昭和20)年に国宝の天守部分が焼失したが、現在は再建された。天守閣には2匹の金の鯱しゃちほこが置かれ、黒漆塗りの城とのコントラストが目を引く備前・岡山の名城だ。 復元天守の内部は博物館になっており、城跡は烏城公園として整備されている。広い園内は散策にもってこいの市民の憩いの

          漆黒の天守閣と広大な庭園が魅力 「岡山城」

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          漆黒の天守閣と広大な庭園が魅力 「岡山城」

          漆黒の天守閣と広大な庭園が魅力 「岡山城」

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          ゴールデンウイーク特集

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          ゴールデンウイーク特集

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          ゆとり世代の新社会人

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