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いろんなことに好奇心を表す

普段の生活、仕事、そしてコーチングで大切な事の1つに好奇心が有ります。純粋な気持ちで他人と接していることで体から出てくる感情が好奇心です。この感情をあふれ出すだけで他者と上手にコミュニケーションが取れます、恥ずかしがらずに、自分の殻を破ってしまえば子供のころに感じていたワクワクが出てきます。

特にコーチングをしている方にとってはこの純粋な好奇心が有ることでクライアント(仕事場では部下、同僚)が新しい可能性や心の底に眠っている思いを呼び起こす事が出来るのも好奇心から生まれものです。

コーチングのすべては質問です。この質問に好奇心が有る、無いで質問が変わります。

私たちが子供のころから学校や先輩、上司から投げかけられている質問の多くは答えが存在する質問が多いのではないでしょうか?という事はどういう事かというと、答えが有っての質問は、はい いいえの質問を幾度となく繰り返して来ているために、人からの質問が面倒くさくなり嫌いになっているのではないでしょうか?これは心に好奇心が無いために生まれている質問のせいです。

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例えば同じ質問でも情報を聞くだけの質問と相手に興味を持って好奇心がある質問では聞いている方にも違いがあり会話が弾むのではないでしょうか、すこし例を上げてみますね!「あなたは今何をしていますか?」「明日はどのくらい運動をするのです?」「転職先のリストはありますか?」です,どうですか?答える方も感情が無いと思いませんか、相手の事より自分本意の質問です。これを繰り返していても会話が弾むこともないでしょうし、新しい何かが産まれるのは難しいでしょう。

今度同じ内容で少し変えてみましょう。「今なにをするために行動しているのですか?」「身体の調子が良くなるとはどのような状態ですか?」「あなたが働くにあたって大切にしていることはなんです?」など本人の感情に寄り添うと質問の質が変わります。

ということは、会話が広がりを持つことで更に弾んだ会話になります。そしてもっと奥深く考えが進んでいき新しい発見や気づきに繋がります。その気づいた感情を口に出すことで話し手も自分の考えに気づきが生まれるように、好奇心から生まれる質問は可能性が広がります。

そして一番の良い所は話し手の満足度です。しっかり聞いてもらえた、自分を見てもらえた、自分の理解者が増えたと感じます、話をおえた時に何とも言えない満足感があり、また話したくなるのです。この会話の連続が次への行動になるのです。

このように好奇心を持って会話をすることでより良い関係が生まれてきます。であるならば、この好奇心を意図的に感情に出し普段から鍛えていく必要が有ると思われます。

まずは自分自身の存在を見つめる事からはじめてみましょう。あなたがあなた自身をみて今どんな状態なのかをスキャニングするように見てみます。そうすると少し普段の自分や理想の自分との変化を感じ取れます、そこに興味を持つのです。それが好奇心です、この感情が大切です。

次にクライアント【部下、パートナー】にも同じように言葉では出てこない感情の変化、いつもとの違い、所作による心の変化に好奇心を持って目を向けるのです、素直に感じたことを口に出すことで、クライアント【部下、パートナー】にとってより良い気づきが産まれてくるでしょう。

その行為が好奇心です。私を見てくれている、話を聞いてくれている、私を理解してくれていると相手は感じます。

素直な気持ちには、喜びが生まれます。この感情を大切にして下さい。

この繰り返しを続けていくと、好奇心がどんどん湧いてきますので是非続けて頂きたいです。

最後にいろんな事に好奇心を表しましょう!



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