想像をカタチに。AIイラストの基礎を解説してみる
「AIイラストを始めてみたけど、何をどうすればいいのかわからない」
生成回数に制限がある方は特に、少ない試行回数で満足のいくイラストを手に入れたいですよね。
pixivフォロワー3000人の前祝いとして(?)AIイラスト生成の基本を紹介します。
主に初心者の方へ手助けになれれば幸いです。
※筆者が利用している生成AIはNijijourneyです
どんなイラストを生成したい?
AIイラストの生成には「プロンプト」が必要になります。
プロンプトとは「AIにどんなイラストを出力してほしいかを記載した指示書」です。
「プロンプトには何を入れればいいのか」
「どのようなイラストが出来上がるか」
を紹介します。
プロンプトの基礎は「人物+場所+雰囲気」!
(1)人物
今回は無機物ではなく人間が描写されているイラストの生成をします。
基本的にはこの6つを指定すると良いです。
特に指定がない項目はランダムに出力されるので、あえてAIにおまかせしてしまうのも一興です。
プロンプトが英語必須の場合はdeepLで調べましょう。便利な時代。
(2)場所
(1)で設定した人物がどこんな場所にいるかを設定します。
場所を指定しないと、
精神と時の部屋のような空間が生成されることもあるのでご注意を。
(3)雰囲気
「イラスト全体の雰囲気」を設定します。
個人的にAIイラストで最も重要な要素です。
一気に抽象的になりましたね。
わかりにくいと思うので具体的なプロンプトは後半で解説します。
設定が完了したら出力!
プロンプトに誤字がないか(意外と大事)を確認し、出力します。
例で示した内容で今回生成されたイラストはこちら。
「ティーカップ3個もいらないよね」
「この子どんだけお茶飲むの?」
などのツッコミはNGです。
AIイラストあるあるですが、勝手にモノが増えたり、腕の数が3本になったりします。
失敗例も一応載せておきますね。
一部の要素を変えて検証してみるのもおすすめ
髪の色を「青」から「黄色」へ、
場所を「カフェ」から「空」に変えたうえで、
「虹」を追加してみると…
お気に入りのプロンプトは保存しておくと良いです!
プロンプトの紹介とお手軽イラスト生成方法
上で紹介したイラスト達を生成する際に実際に入力したプロンプトを紹介します。
主にNijijourneyを使用している方向けにはなりますが、ほかの生成AIでもコピペするだけで同じようなイラストが生成されるはずです。
また、クオリティの高いイラストを簡単に生成してくれるプロンプトのセットも合わせて紹介します。
ここから先は
¥ 100
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?