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⑦-1, 政治家は“顔つき”が大事!

はじめに

 政治が腐っていると言われて久しい。言行の腐敗ぶりは当然だが、それが顔つきにも現れている。例えば与党自民党で活躍中の議員の顔…

 周囲を威圧する迫力はあっても、決して善政を行う顔ではない。民のことを思い、民のために何ができるか考え、私心を捨てる覚悟はあるか? ない。既得権益にどっぷりと浸かり、中抜きやキックバック、利権にまみれた顔つきだ。

 一方、表題の上の4人はれいわ新選組の面々だが、いずれも顔つきがいい。代表の山本太郎は当然として、左から勇敢な大石あきこ、経済に強い長谷川ういこ、与野党は茶番というプラカードを掲げて懲罰を受けるも決して屈しない櫛渕万里、財務省の嘘(消費税は預り金ではない)を国会で認めさせたたがや亮、現代社会を良くする上では欠かせない人材である。

1.歪んだ時空

 先日、れいわ新選組の櫛渕万里議員に対して懲罰委員会が開かれ、10日間の登院停止が言い渡された。その理由とする「国会の品位をプラカードで汚(けが)した」ことに対し、ネット上では「過去に自民も立民も共産も国会でプラカードを使用していた」「公邸の品位を汚した岸田首相は息子に責任を負わせただけで良いのか」と手厳しい批判が上がっている。要はれいわ新選組が怖いのである。

 その恐怖心から心が歪み、顔の歪みに現れる。そして思考が歪み、歪んだ行動となる。イジメの加害者も同じであり、彼らがいる所は歪んだ時空となる。有名な絵画も参考にしてほしい。

 上はムンクの「叫び」、下はダリの「記憶の固執」。いずれも当時の歪んだ時空を表現している。同様に懲罰委員会の時空も歪んでいる。

 歪むという漢字自体、不正と書く。本来の山や空の形、時計の形をそのまま正しく描くのではなく、歪ませて描くことで当時の時空の真実を映し出している。

2.なぜ歪んでいくのか?

 自民党とて昔は歪んでいない顔もあった。

 左から自民党第2代総裁でGHQによく噛みついた石橋湛山、第7代「青天の霹靂(へきれき)」という難しい言葉を世に知らせた三木武夫、右は保守合同を成して長期政権を築いた緒方竹虎である。いずれも今では全く見なくなった顔つきである。

 ある時、急に彼らがいなくなったわけではない。徐々に少なくなっていった。民間企業でもそうだが、立派だった前任者が退任すると、後任はどうしても劣ってしまう。前任者の90%分ならまだマシで、普通は8掛けか7掛け以下の資質になる

 その後任もやがて退任すると、次の後任者も前任の7掛けぐらいでとなる。

 しかし、7掛けが繰り返されると、前々任者の半分(0.7×0.7=0.49)ほどの資質になり、更には前々々任者の3割ぐらいの資質にまで劣っていく。いわゆるチープになってゆく。

 最近の世襲議員の若手たちの顔つきにそれがよく表れている。

 左から親のコネでギリギリ当選した岸信千世、情報漏洩や公用車での買い出し、公邸でのバカ騒ぎで辞任した岸田翔太郎、討論番組に出るも大石あきこに論破されてニヤニヤ笑いが顰蹙を買った橋本岳。上の3人に比べて甘やかされて育った感が顔によく表れている。

 それでも自民党支持者たちは既得権益を守るために世襲議員を選ぶ。もはや岸田文雄のように海外にカツアゲされたり振り回されたりと全然守れてないのに、そんな選択ばかりしていれば国が滅んでいってしまうだろう。

3.印象回路について

 賢明な読者ならもうお分かりだが、タイトル上の4名の写真と、昔の自民党の3名の写真の共通点こそが非常に重要なのである。

 彼らは顔つきが歪んでないからこそ、歪んだ時空を正しく直すことができる。戦後の日本も歪んでいない顔つきの若手政治家たちが、先輩老害議員がGHQによって公職追放を受けた後に伸び伸びと活躍できて焼け野原を短期間で復興し、高度成長を成し遂げた。

 現代も鍵となるのは顔つきがいい議員たちである。ただのイケメンではない。ただのイケメンなら選挙ポスターを見れば何人もいる。“顔つき”や“目つき”の良さであり、歪んでなさである。

 まず最初の第一印象は本ブログ①からの流れ、今回は⑥の続きになるが、下記のモデルで表される。

 右側は顔つきが発信される暗示のモデル、左側は顔つきを受信して興味を持つモデル。両モデルとも前回登場した主観回路があり、今回新たにα(アルファ)印象回路が登場する。

 脳波でいうところのα波から命名したが、こちらのα回路は発信側と受信側の両者が共同で生み出す感情の波である。両者で楽しい時空をつくることもあれば、逆に両者で悲しい時空をつくることもある。

 ただし、歪んだ心の持ち主である懲罰委員会の議員たちがいれば、α回路は非常に嫌な感情となる。

4.善政党という提案

 もしも、発信側に表題の上の面々のような顔つきがいい議員たちがいれば、もちろん時空は歪むことはなくなる。

 それどころか、歪んだ心の持ち主たちは居たたまれなくなる。

 だから既得権益を死守したい中抜き業者や政治献金しか能がない企業、ブラック企業は攻撃性を増すことになるが、それでは歪みが更に増していくだけである。

 岸田政権が始まってもう2年になるか、減税1つやったことがないし、善政と言える政治は1つもやっていないと言われている。

 異常な規模の海外ばら撒き、様々な言い分の増税、これも手取りを減らす保険料の増額、補助金の終了、加速する物価高や少子化、インボイスやマイナンバーカードなどマトモな人たちは猛反対しているのにごり押ししている。滅茶苦茶な政治であり、早く終わらさなければならない。

 どうすれば良いのか?

 今こそ、良い顔つきの政治家が結集して新しい勢力をつくるべきである。悪い顔つきの連中はそれを最も恐れ、分断しようとする。しかし、その手口に気付いて断固結集するべきである。

 ネット上では、れいわ新選組と共産党、社民党、及び元明石市長の泉房穂氏が集まるべきだという声が多い。

 左から、国会での鋭い質疑が評判でNHKが中継を直前でカットするほどの山本太郎、少子化対策で実績を上げた泉房穂、経団連の言うことを聞くと国が滅ぶと本当のことを言い猛批判が話題になった丸山島根県知事、若手政治家の中で高評価の山添拓共産党議員である。

 顔つきがいい政治家は世襲の末裔ではなく、反世襲の中にこそある良い見本である。ただ残念なのは、いまだ彼らが個別バラバラに動いている点である。

 正直言って、れいわ新選組という党名はダサいと思っている。政権交代できる党名でもなく、せいぜい暴れ回って自己満足するぐらいが関の山である。

 泉元市長の「明石市民の会」もローカル過ぎる。泉少子化担当大臣となって元気なうちに国を動かしてもらいたい。

 そのため私は以前から、「善政党」という党名を個々に提案して回っている。

 まず、これまでの自民党の余りにも悪い実績から、もし「善政党VS自民党」という構図になった場合、“善政党VS悪政党”というイメージになり得る。

 次に、善政党が勝って政権与党となっても、昔の民主党のように財務省が暗躍して野田政権が裏切ることにはならない。善政という名前を掲げて縛りを掛けているからだ。

 ネット民の中には非常に素晴らしい党名だと評価する声が高いものの、政治家レベルとなるとずっと無視されている。知らないのか、知っても判断や決断ができないのか、もっと良い党名でも別にあるのか。それはそれで良いが。

さいごに

 歴史上、名君と呼ばれている人は決して少なくない。

 左から、ケネディも尊敬した上杉鷹山、炊煙の少なさで民の苦しさを察して無税を何年も断行した仁徳天皇、中抜業者を除いて無駄な出費を抑え財政を立て直した山田方谷、右は言わずもがなの冠位十二階や十七条の憲法で知られる聖徳太子である。みな顔つきがいい。

 おそらく、善政党と名乗る党には歪んだ顔つきや目つきの心が歪んだ政治家は入ることができない。

 歪んでいない政治家のみが加わり、生活に困窮した国民の支持を受けて勢力を拡大し、政権交代を果たす。

 そして、公正な観点から悪政を取り締まり、循環型経済で環境や手取りを適正化し、国のトップは公選制で決める。つまり大統領制にする。役人の言いなりにはならない。

 そこに泉大統領になるか、山本大統領、丸山大統領になるかはわからないが、ようやく日本が明るい方向に進み始めることになる。

 

 

 




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