こんにちは。神戸の結婚式場でマーケティング部に所属しているこーへいです。
今回は「自分で考えるか手を動かさないとわからないこともある話」について書きます。

昨日、本日開催した自社合同イベントのツールを自分で作成したのですが、実際に手を動かすことでわかることがたくさんあったので、その内容をnoteに書きます。

それでは深掘りしていきましょう！
（約2,000文字 / 4分で読めます）

・初めて体験した制作の大変さ

改めて今週末に自社合同イベントを開催するのですが、その中で使用する案内ツールを自分でイチから作成しました。というもの元々は別のメンバーに依頼する予定でしたが、急遽急ぎ案件が複数舞い込んだことで「対応できません•••」と言われたことがきっかけ。

すでに納期も決まっていたため、これは自分がやるしかないな・・・と覚悟を決め取りかかったものの、これまで何かを作成した経験はゼロ。もちろん簡単な社内向け資料作成はあるものの、今回のツールはそのレベルの制作物ではありません。またIllustratorやPhotoshopを使える訳ではないため、PowerPointとCanvaを使いながら作成するというハードモード。

そうはいっても作るしかないので、色んな人にアドバイスをもらいなんとか作り上げましたが、めちゃめちゃ時間がかかったんですよね・・・。もちろん前回使用したツールはあるし、参考にしたい資料もある。なんなら頭の中ではなんとなくのイメージはあったほど。

ただそれをどうやって形にするのか？という方法がないため、「ここはもっと丸くしたいのに」「あのフライヤーのような文字を使いたい」と自分の頭の中のイメージを生み出すことができません。そのもどかしさを抱えながら方法を調べては試して、全体を見て調整。いろんなツールをネットやSNSで見て参考にしてまた作って・・・とここ半月かけてやっと仕上げました。（それでもゴリゴリ作っている人からするとまだまだのクォリティ）とっても大変でしたが、この経験は大きな意味がありました。

・簡単に制作できるという勘違い

以前Twitterでゲッターズ飯田さんがツイートしていたこの内容は当時から思っていましたが、今回は自分で作成してみてさらに実感しました。

例えば別部署からツール制作依頼があり、3日で仕上げたとします。作業時間だけみると「3日」ではありますが、彼がこれまでに本を読み実務で学び、実際に手を動かして経験値を積み上げた時間があるからこそ、この時間で仕上げることができます。つまり例題のメンバーが3年間デザインの勉強をしていたら、実際は「3年と3日」がか今回のツール更新にかかった時間になります。

この考えに合わせて自分が作業をしたことがない場合、作業スピードがダントツなのか、通常なのかの判断ができません。すると「あいつは3日でできたのだから、全員できるだろう」と他の人（最近始めた人や始めた年月短い人）にも同じ基準で依頼してしまいがち。もちろん仕上げることはできない、もしくはクォリティに差があり、「なんでできないのか？」と言われてしまう。その結果メンバーもモチベーションが上がらず、仕事に対して前向きではなくなる負のループへ突入してしまいます。

やはり自分から「3年と3日時間をかけている」とは言いづらいので、依頼する側（もしくは依頼を受ける側の責任者）はこの考え方で話を進めてあげてほしいですね。それだけでメンバーの信頼度も理解度も上がります。

ちなみに私も創造くんに上記のことを伝えると、口にしないものの表情や仕草は嬉しそうでしたので、ぜひ伝えてみてください。

・体験できないすべての人へ

まとめになりますが、いろんな仕事を部署を超えて体験するに越したことはありません。ただ自分ひとりで全ての業務を体験する時間は残念ながらありません。特に年齢を重ね、役職が上がれば上がるほど尚更。ただ今の環境で一度は業務を経験してみることでどれくらい時間かかるのか、または一瞬で作ることができない（＝これまで経験したこ道のりが大事）ことを理解することで、無理なスケジュールや金額で依頼することはなくなると思います。

私も誰かに依頼するときはこの内容を思い出していただければこのうえない幸せです。

最後までお読みいただきありがとうございます！
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それでは！

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