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人生にやらなければならないことなど何もない。すべては自分で選択している。

わたしたちはよく「◯◯のせいでやりたいことができない」「やりたいことがあるのに、◯◯のせいでできない」と言う。


でもわたしは、人生に「しなければならないこと」は何もないと思っている。あるとすれば、それは自分がそう思っているだけだ。


もしくは、本当は自分が選択したことをいつしか義務だと思ってしまい、いつしか「したいこと」が「しなくてはならないこと」にすり替わってしまっているかのどちらかだ。



例えば、その会社を選択したのは自分なのに「こんな仕事をしたくない」と思ったり、子どもが欲しいと思ったから産んだのに「子育てで忙しくて自分のやりたいことができない」と言ったり。

わたしのように、「海外で働くのって楽しそう」と思ってワーホリにやってきたのに「働かなきゃいけない」とぼやいてみたり(笑)。


究極を言えば、生きたいから生きることを選択しているはずなのに、「生きるために働かなきゃいけない」と、生きることまで義務のように言うことすらある。


自分で選んでいるのに、勝手に「他にやりたいことがある」「こんなことは本当はやりたくなかった」という。人間というのは、ほんとうに勝手な生き物だ。



いまのわたしたちの人生は、誰がなんと言おうと100パーセント自分が選択している。

ここに住んでいるのも、この仕事をしているのも、この人たちと付き合っているのも、これを食べているのも、これを読んでいるのも、なにをするのもしないのも、選択しているのは自分だ。


自分では不可抗力だと思っていることも、やってくる不幸さえも、実は自分で選んでいる。



世の中はすごくシンプルだ。

すべて自分で選んでいるのだから、いまやっていることが「自分のしたいこと」ではないなら、それをやめて新たに「したいこと」を選びなおせばいい。


もし「したいこと」だから選んだはずなのに、いつしか義務にすり替わっているのだとしたら、なぜ自分が選んだのかを思い返してみたらいい。

実はいまの状況が、自分が望んで選んだことに気付けるかもしれない。



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