「職場の教養 〜経営者からの感想〜マガジン」のコンセプト
◾️当マガジンについて
「職場の教養」を、社内で実践している企業のリーダーおよびリーダーを目指す方々に向け、日々のエピソードに基づく感想とそれに関連する学びを深めるための書籍を紹介します。
◾️「職場の教養」を社内で活用する上での難しさ
以前、当社の社員からは「内容が理解しにくい」「毎日エピソードに感想を述べるのは難しい」「『今日の心がけ』の唱和には違和感がある」との声がありました。議論の結果、主に以下の2点が問題であることが明らかになりました。
- エピソードのタイトル、本文、および「今日の心がけ」が論理的につながっていないものがあり、感想を述べにくい。
- 「今日の心がけ」が自社の価値観(value)と合致していない場合、唱和することに違和感を覚える。
◾️「職場の教養」を運用する3つのメリット
日々のエピソードは実質的なケーススタディとして機能します。「職場の教養」を通じて社内で感想を共有することのメリットは以下の3つです。
- 個々のエピソードに対して、個人がどのように捉え、気づきを得たか、そしてそれを仕事にどう活かすかを考える機会になる。
- メンバー間で感想を共有することで、異なる視点を感じ取り、新たな視点を得ることができる。
- 経営者やリーダーが自社の価値観(value)に沿った感想を共有することで、メンバーは日々の業務における自社の価値観(value)をより深く理解し、尊重する働き方を学ぶことができる。
◾️お勧めの「職場の教養」運用方法
- メンバーだけでなく、経営者やリーダーも日々のエピソードに対する感想を共有する。
- 「今日の心がけ」の唱和を行わない。
- 朝礼ではなく、社内SNSなどを通じて感想を共有する。(これにより、出勤している全員が日々の感想を共有できるほか、出勤時間が異なる場合でも全員が情報を共有できるというメリットがあります。)
皆さんも、「職場の教養」をうまくアレンジして運用し、その効果を最大限に引き出しましょう。