お守り刀展覧会


9月2日〜11月19日まで、坂城町鉄の展示館にて第16回お守り刀展覧会が開催されます。

その展覧会に私も作品を出品しておりまして、
刀身の部 特賞第1席 岡山県知事賞を受賞いたしました。

フライヤーの写真が私の出品作品です。

昨年、諏訪のとある場所で祈りを捧げている時にミシャグジさんと繋がり、
その際に持っていた剣のエネルギーが螺旋状になったことがきっかけで、
「螺旋の剣を作らなければ」と思い立ち生まれて来たのが今回の作品です。

日本の刀剣は古来、武器として存在しているだけでなく、その美しさも賞玩されてきました。

それは、武器としての機能性に端を発する「機能美」とも言われます。

しかし、私には、それだけでなく刀剣の持つ祭具としての機能性の高さから来る美しさ、
即ち祭具としての機能美も大いに感じられます。

今回の出品作品は、そのような祭具としての機能性を高めることに特化して螺旋の剣として製作した結果、縄目状の鍛え肌が現れています。

また、それ故に、ほつれ、砂流し、金筋などの刃中の働きが盛んに現れているのが大きな見所となっています。

尚、古来の日本刀の鍛え肌において斯様なものは経眼しないため、
この鍛え肌に「縄文肌」と名付けたいと思っています。

会場にて御覧頂ければ嬉しく思います。

9/3と11/5は1日中、11/12の午後のイベント前後は会場におります。

詳細はフライヤーを御覧ください。

※毎週月曜日は休館日なのでご注意ください。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?