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【NFT活用事例】広瀬すず写真集販売で記念NFT発行 講談社とコラボ

NFT(Non Fungible Token)を企業活動に活用する事例が増えてきています。「自社はまだまだ(検討にすら入っていないよ)」といった企業でも、今の段階から社内での情報共有はしておくべきだと思いませんか?

今回は出版業界におけるNFT活用事例をご紹介していきます。


広瀬すず10周年記念写真集未公開カットをNFT化

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株式会社メディアドゥ(以下、メディアドゥ)は、株式会社講談社と共同で、
『広瀬すず10周年記念写真集レジャー・トレジャー』の発売を記念して、未公開カットで作られたNFTを500枚限定で販売することを発表しました。

写真集『レジャー・トレジャー』は、デビュー10周年を記念して、広瀬すず氏が「絵本のような本」という思いを込めて作った特別な写真集。

今回は写真集に収録されていない未公開カットの中からNFTを作成し「デジタル・ブロマイド」として販売することになりました。

ただのデジタル・ブロマイドではな、NFT化することで、購入者情報がブロックチェーン上に刻み込まれ、デジタルデータに「誰が保有しているのか」という唯一性が保証されます。

広瀬すず氏からも「誰が保有しているのか」がわかる仕様となっており、ファンにとってはより近い距離で応援することができるキャンペーンとなっております。


デジタル・ブロマイドNFT詳細

デジタル・ブロマイドNFTを購入するには事前にFanTopへのアカウント登録が
必要です。(無料)

【デジタル・ブロマイドNFT応募から購入までの手順】
①写真集『レジャー・トレジャー』初回発売本を購入
②初回発売本封入の「デジタル・ブロマイド購入抽選券 取得用ギフトコード」
記載の応募方法に従い、FanTopで「購入抽選券」NFTを取得し応募完了
③2022年6月以降、当選者にメールで届く通知内容に従って、FanTopで
「デジタル・ブロマイド」を購入

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他の概要は下記の通りです。

写真集販売日:2022年2月18日(金)
応募期間:2022年5月31日23時59分まで
抽選結果通知期間:2022年6月以降(当選者へFanTopよりメールにて通知)
デジタル・ブロマイド内容
使用する写真は、あしかけ3年にわたり撮影を行った写真集
『レジャー・トレジャー』に収録されなかった未公開カットから5点を選んで制作
価格:1枚税込2,200円(1人当たり5種類各1枚ずつ、計5枚まで購入可能)
販売所FanTop
問合せ先メディアドゥ FanTopヘルプセンター


購入希望者は下記注意事項もご確認ください。

・応募にはFanTopへのアカウント登録(無料)が必要
・「購入抽選券」として付与されるNFTを、FanTop上でギフト送信・マーケットプレイスへ出品した場合「デジタル・ブロマイド」購入権の抽選対象から外れます
・初回発売本を購入した段階では抽選対象となりません。必ず初回発売本に封入される「デジタル・ブロマイド購入抽選券 取得用ギフトコード」記載の応募方法に
従って応募すること
・抽選はアカウント単位で実施。「購入抽選券」を複数保有していても当選確率に変動はない


過去にも雑誌とコラボ 写真NFT販売し手応えを感じる

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過去にもメディアドゥは、出版流通サービスを提供するトーハンと組み、NFTデジタル特典付き出版物を発売。

それが2021年10月12日発売、扶桑社の雑誌「SPA!」です。

「SPA! 10/19・26合併号 特装版」では、誌面に登場したアイドルのデジタルトレカ5枚をランダムに封入。

読者は雑誌に付属するQRコードを読むとNFTデジタル特典が取得できる仕組みとなっており、税別454円の通常版とは別に、税別600円の特装版を書店で発売しました。

また、2021年10月14日には、岡崎紗絵1st写真集「すがお。」特装版、同11月2日には、北川綾巴1st写真集「君の太陽」NFT特装版 デジタルムービー・未公開写真集特典付きも発売。

写真集は通常版にプラス100~300円でNFTのデジタル特典を付けて販売。

メディアドゥ取締役CBDO(Chief Business Development Officer) IPマーケティング企画室長の溝口敦氏は「NFT付きの方が実売率が良かった」と話していると言います。

※一部有料会員用記事です


まとめ

今回のニュースをまとめると下記の通り。

・広瀬すず10周年記念写真集発売キャンペーンでNFT発行
・抽選で500名にNFT購入権が当たる
・過去にもNFT特典付き雑誌を展開のメディアドゥ 手応えを感じる

雑誌に特典や豪華な付録がついており、通常版より高価にも関わらず購入されるというのはよく聞く話。

このように付録もNFT化することによって雑誌の付録文化も変化を遂げていくと考えられる事例でしたね。

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自社の強みやサービスとNFT技術を組み合わせることで
新たな事業の切り口が見えてくるかもしれません。

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【記事執筆】
kon(こん)

Twitter:https://twitter.com/kon39000
Blog:https://mama-nft.com/

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