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新しい挑戦

だいぶ更新が滞っていましたが、更新します。先月から長い夏休みを経て、今シーズンはオランダ最古のクラブチーム、Koninklijke HFCというチームに移籍しての新しい挑戦となります。もちろん指導者として。

現在、子供から大人まで約1000人の選手が所属しており、アマチュアクラブの中でもトップを走っています。トップチームはオランダ3部のリーグ所属し、プロ契約を結んでいる選手が7人から8人在籍しています。また、育成においてもリヌス・ミケルス賞(育成部門においてその年に最も評価されたクラブに与えられる)を受賞したことがあり、De voetbal trainerというサッカー雑誌が決めるアマチュアクラブランキングでも約3700クラブある中で2017年は第3位に輝きました。また、Ajaxと提携している他、オランダサッカー協会が指定している地域の強化クラブとしても認められています。それもあって指導者の入れ替わりも激しいのが現状です。このチームをステップアップにオランダサッカー協会、Ajaxをはじめとしたプロクラブに移籍した人が何人もいます。私自身もそうなると良いなと思っているところです。


正直なところクラブ内での評価は不透明(評価されていない?笑)で生き残れるかわかりませんが、学べるだけ学んで楽しみながら戦いたいなと思います。


正直なところこの記事をどれくらいの人が読み、どれくらいオランダサッカーに興味を持っている方がいるかわかりません。皆さんはオランダサッカーについてどんなことを知りたいのでしょうか。コメントやDMにて直接教えて頂ければ幸いです。できる限りご要望にお答えできればと思っています。


オランダは2016年のユーロに出場することができませんでした。さらに2018年のロシアW杯の出場さえも危ぶまれています。果たしてどうなるのか全くわかりません。ただ、先日のフランス戦を見る限りではチームとしても、選手の能力的に見ても雲泥の差があるように見えます。スナイデル、ロッベン、ファン・ペルシーの後継者は未だに見つからず、10月の予選では救世主として34歳のフンテラールにスポットが当たっているのが現状で、非常に厳しい状況です。国内を見てもAjaxはチャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグ予選で敗退し、今シーズンは国内のみの戦いとなり、フェイエノールトは先日、マンチェスターシティに何もできずに大敗してしまいました。(もちろんオランダリーグはヨーロッパ内では育成リーグとして見られており、今シーズンも優秀な選手が国外へと移籍していますが。)

しかし、個人的にはオランダがどのように再びトップに辿り着くのかということに興味があります。ドイツの今の強さは約10年前の低迷が引き金となったと言われています。オランダも今現在、同じような時期にあるのではないかと思っています。つまり、この低迷期にオランダが何もどのように変え、革命を進めていくのかを追い求めていくことでサッカーの進歩において何かしらの発見が得られるのではないかと考えています。

今後、このNoteでは私自身の個人的な体験、意見を書いていくというよりはオランダ人が実際に発信する内容を元にサッカーについて紐解いて行ければと考えています。


正直、こんなことを書いて良いのかわかりませんが、オランダで監督として活動している日本人は私だけです。アシスタントコーチや選手、理学療法士、オランダサッカー界で働く日本人は何人かいます。しかし、監督は私一人です。(元日本代表の藤田さんはイングランドに移籍)よく考えるとこれはとても特別なことなのではないかと思います。(友達に言われて気づきました。)


よってここで発信される情報も特別なものなのではないかと思います。(特別なものにしたいと考えています。)


サッカーとは普遍的なもので日本でもオランダでもどこでもサッカーはサッカーで、確かに大きな違いはないのかもしれません。しかし、試合に勝てるチームと勝てないチームがある以上、何か秘密があるはずです。それを共有しながら共に考え、共にインスピレーションを与えていけたら良いなと考えいます。


こういったことから今後、Noteで発信していく記事は有料にしていければと勝手ながら、生意気ながら考えています。


皆さまのフォローや意見、応援がこれを続けていく上で大きな励みになるかと思います。こんな私ですがよろしくお願いいます。


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