日南の高校生と話して

猫すら歩かないと言われていた、宮崎県日南市油津商店街を活性化させた、地域のために動きたいと思っている人なら必ず知っている、”木藤亮太”さんから、

「日南の高校生が進学で県外に出るかどうか迷っているので、相談に乗って欲しい」

という話を約1週間前にもらいました。


なぜ木藤さんとの繋がりがあるのかは、また別の機会に書こうと思います。


今日、20:00〜日南の高校生と木藤さんとオンラインMTG。久しぶりに木藤さんのお顔を画面上ではあるが見れてホッとしました。笑

話を聞くと、その高校生は、

「日南が大好きで、Instagramを利用して高校生目線から地元を発信している。将来は日南に関わったことをしていきたい。また、進学で県外に出てしまうと、地元に関われなくなるのではないか。」

ということだった。なるほど。

そこで僕は、実際、地元長崎から福岡の方へ出てきているが、長期休みなど利用して、地域活性化事業として”カフェ”を立ち上げたりしていたので、そのことも踏まえて3人で話しました。


僕が思ったのは、県外に出る出ないにしろ、自分次第のところが大きいということです。僕は県外に出た身なので、僕が感じたメリットは、

・外に出て、さまざまなことを学び、地元で実践する。
・いろんな人との出会いで、自分の価値観や創造力が養われる
・今までにない視点から地元を見ることができる
・”地域”ということだけを中心に学ぶのもいいけど、その他の全く関係のないことも見たり学んだりすることで、繋がっていく。

だと思います。4つめは、僕が大学で学んでいるのは主に経営や会計といった会社の話や、その周りのステークホルダーの勉強が多いです。大学に入学する前から地域の問題には興味があったのもありますが、直接的には繋がりがなさそうなものも繋がっていて、違う視点から見る地元のこともいいなと僕は思います。


「地元に関わっていきたい!」って思うのはなぜ?と質問してみました。

すると、小さい時に油津を活性化している真っ最中の木藤さんと会ったのと、高校の授業で、日南の課題解決の授業があったみたいで、その授業後から地元をどうにかしたいと思うようになったそうです。

僕はここで確信しました。

なぜ僕の周りに地元に対する思い(課題意識やないものねだり、市の方向性など)がないに等しい人が多いのか。それは、理由の一つとしてそういうものに触れる機会がないことだと。

僕の地元の高校は、日南の高校生が体験したようなプログラムはありません。なので、なかなか島原について考えることがないです。


そして、もう一つ。今日のMTGで感じたことは、

進学について悩んでいる高校生が多いということです。僕自身が進路選びをするときも当然悩みましたが、それ以上に誰に何を相談していいのか。

オープンスクールなどにも行けないので、いきたい大学の雰囲気や学べる内容がより詳しくわからず、どうしていいかわからない高校生がいるということを感じました。

実は密かに、大学生と高校生も含めた、コミュニティ形成のためのオンラインサロンをやろうかと話していたところです。

まだまだ企画段階で、何のためにやるのか、それによりどのような効果が見込めるのかなど考えていくことはたくさんですが、上のような高校生を救う一つの手段になると考えています。オンラインサロンは、何か一つのテーマを決め、それについてまずは大学生だけでデイスカッションしていき、本来形成できたであろうコミュニティや、自分の考えや将来の幅を広げていこうというものです。ゆくゆくは高校生、一般の方を巻き込み、活用の場を広げて行けたらと考えています。


最初はどんな子だろう〜と思っていたけど、地元日南に熱い思いを持った高校生でした。自分は年上の方とそういった地方だとか、社会問題だとか話す機会があるけど年下の子とはなかなかないのでとても新鮮でした。

日南を高校生目線で発信しているInstagramアカウント


もしよかったら、皆さんも覗いてみてください!!!

最後に、木藤さん、このような場を設けていただきありがとうございました。


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