Nobue.I

日系企業の秘書を経て、駐在妻として世界各国を住み歩き、2年前にアメリカでGCを取得、現…

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日系企業の秘書を経て、駐在妻として世界各国を住み歩き、2年前にアメリカでGCを取得、現在はサンディエゴに在住中。 ロシア、アメリカと私の子育てはほぼ海外。 日本生まれ、日本育ちの私が子供達を通して知る新しい世界、海外育児のあれこれをありのままに伝えてみたいと思います。

マガジン

  • アメリカで子育てをすること

    日系企業の秘書を経て、駐在妻として世界各国を住み歩いてきたこの10年。 日本生まれ、日本育ちの私が海外での育児を通して知る新しい世界をありのままに伝えています。

最近の記事

イクメンなんて言葉は本当はいらない?

日本生まれ、日本育ちの私は いわゆるThe 昭和な両親の関係を見て育ってきた。 父が帰って来る頃には母が当たり前のように家族分の夕飯の支度をして待ち、学校のことは全て母がこなし、 母がお友達と食事に行ったりする時には 家族分の食事を全て作っていてくれたように思う。 とにかく、「家族の為に」母はいつも動いてくれていた。 でも、それはうちだけではなく、 お友達のお家ほとんどがそうだったと記憶している。 それが、昨今の共働きの増加や、イクメンという言葉の浸透で、 家事や育児に

    • 春の訪れに感謝するということ

      生まれも育ちも関東の私がまさか春の訪れに感謝をし、 それを人生に当てはめて考える日が来ることになるとは。 ロシアに駐在していた3年間、そこで私は3回の冬を越し、3回春を迎えた。 勿論、今までだって、春が来れば温かくなる空気を心地良く感じたし、 咲き誇る花々に心躍らせて、新しいスタートにワクワクもしてきたけれど、 だからといって、街中で春の訪れをお祝いしたり、家族で春が来たねーと、春を象徴する食べ物を食べることなんて、多分なかったと思う。 それが、ロシアで暮らして、初めて

      • 私を救ってくれたこの言葉

        私がロシアからアメリカに引っ越しをしてきたのは2013年の夏、 当時息子が4歳、娘が1歳になってすぐのことだった。 ロシア駐在は新興国地ということもあり、 (勿論会社の福利厚生にはばらつきがあるものの)比較的 「守られた」生活をさせてもらっていた。 例えば、ロシア人の運転手さんが1家族に1人ついていたり、 (何かあった時にロシア語で対応出来る人がいるといないのとでは ロシアでは全く違うのだ)、自腹ではあるが、ロシア人のベビーシッターさんを雇って日中の子守をお願いできたり(

        • マジックワード

          この言葉を聞いて皆さんは何を想像するだろうか? 私が初めてこの言葉を子供達の幼稚園で聞いた時、 「魔法か何かのお話をしているのかな?テクマクマヤコン的な」と 頭の中が「?」で一杯になったことを覚えている。 アメリカで小さいお子さんを育てたことのある方は 必ずこのマジックワードという言葉、 聞いたことがあるのではないだろうか? 公園で子供同士がおもちゃのとりあいをしてしまった時、 ふとお母さんが来て子供に言う。 「Say the magic word(マジックワード言ってご

        イクメンなんて言葉は本当はいらない?

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        • アメリカで子育てをすること
          8本

        記事

          私がモンテッソーリにこだわった理由

          というと、私がこれからモンテッソーリがいかに素晴らしいかを話すのでは?と思われる方も多いかも知れない。 (勿論、モンテッソーリは素晴らしい教育法と思う) しかし、今回は残念ながらそうではなく、 ロシア、アメリカと住み歩く中で、その間に子供達を保育園から幼稚園に行かせた私が「国をまたいだ子供達の幼稚園選びで1本の柱があることでいかに救われたか」について書いてみたいと思う。 私がモンテッソーリ教育に出会ったのは、1歳になる息子を連れて初めての 海外生活をスタートさせたロシア、モ

          私がモンテッソーリにこだわった理由

          アジア人の親は厳しいの?

          先週、7th gradeの息子の2ndクォーターの成績が出たのだが、 思ったよりも芳しくなかった。 (というか、約束をしていたグレードをキープ出来ていなかった) で、気付いたら今朝、夫によって息子の部屋からゲーミングPCが撤去されていた。 夫は普段子供達に勉強しなさい、宿題しなさい、と一切言わないタイプ。(日々口うるさいのはどちらかと言うと私) どんなに遊んでいても最終的に結果が出せればそれでよし、出せなかったらその責任は取りなさい、というのが彼のスタンス。 そんな出来事

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          Gorgeous Sunset

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          I have a dream-私には夢がある

          アメリカに住んでいる人であれば、誰もがこのフレーズを耳にしたことがあるのではないだろうか。 公民権運動の父として、アメリカ社会におけるアフリカ系黒人差別に異を唱え、人種差別に対する非暴力闘争を推進し、ノーベル平和賞を受賞したジョージア州出身のマーチンルーサーキング牧師の有名な演説のフレーズである。 日本に住んでいる頃から、マーチンルーサーキング牧師の存在は知っていたけれど、一体どんな人で、どんなことをしたのか、までは恥ずかしながら詳しく知らなかった。 そんな私が、アメリ

          I have a dream-私には夢がある

          アメリカで子供達が喧嘩をした時に親が優先させること

          私には2人の子供がいるのだが、(1人は13歳の男の子でアメリカでは7th grade、1人は9歳の女の子で同じくアメリカでは4th grade)女の子の方が まぁまぁおませさんで、ちょっとだけ難しい年頃に差し掛かってきた。 我が家の近所に娘と同い年の女の子が3人、1つ年下の女の子が2人、いるのだが、仲良くしている時はすごく平和なのだけれど、その平和な時間がものすごく少ない位しょっちゅういざこざを起こしている。 アメリカ的に言うと、「ドラマ」が起こる。 誰が誰と遊んで、誰

          アメリカで子供達が喧嘩をした時に親が優先させること