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【オーガニックカラー】ダメージは気になるけれどどうしても染めたい白髪 ~ヴィラロドラのメリデメ~ | 恵比寿 美容室 髪質改善 OrB

こんにちは。
恵比寿のサロンでフリーランスのヘアデザイナーとして活動しておりますナカセコミユキです。

髪のエイジングケアについて、まず初めに直面するのが気になりはじめる白髪ではないでしょうか。グレイヘアへの関心が高まっているとはいえ、白髪はそんなに急に増えてくれるものではありません。グレイヘアを美しく演出できるようになるまでは、黒い髪の中にところどころ混ざってくる白い髪がどうしても気になってしまうものです。

自分らしさを保ちつつ、どう対処したらよいのか?20代後半から30代にかけては、分け目を変えたりヘアスタイルのデザインで目立たないようにしたりと試行錯誤する事で何とか気にならずに過ごしてきたという方も、30代半ばを過ぎ、40代になると、だんだんと隠しきれなくなってくる事で白髪染めを考える方が多くなってきます。

白髪を染めるかそのままにしておくか‥

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白髪を染めるか染めないかといった選択は、やはり、それまでにカラーをした経験があるかないかによって異なるような気がしています。おしゃれ染めでカラーリングを楽しんできた方は、「そろそろ白髪染めにしなきゃいけないのかな‥」といったように、何かひとつ諦めなきゃと落胆したニュアンスを感じるのですが、染め方の方法やデザインを変えればいいだけで、おしゃれを諦めなくてもいいんです。

1つの毛穴からは2~3本の髪の毛が生えているため、この前抜いたのにまた白髪が生えてきた!抜くと増えるって本当なの?!といった誤解が生じる原因はここにあります。1か月で平均1.3cm伸びる髪は、2週間ほどで5mmほど伸びるため、4週に1回、月に1回といったように、定期的にリタッチカラーでケアするのが最もポピュラーな染め方となっています。

白髪の目立つ場所や増えてき方を見ながら、白髪を目立たなくさせるカラーの方法やデザインを、担当の美容師さんと話し合うのも、ぜひ新たな楽しみにしてほしいなと思っています。

従来のアルカリカラー、ヘアマニキュア、トリートメントカラー、ヘナなど、それぞれのメリットとデメリットを知ってから、自分に合ったヘアカラーを見つけて、染めるならばこんなのやってみたい!といった理想を見つける事ができれば、お手入れが億劫にならず楽しく美容室に足を運べるのではないでしょうか。

20数年前、カラーといえば“おしゃれ染め”と“白髪染め”の薬剤が明確に分かれていました。そのため、白髪を染めたいといった目的では、色味や明るさを選ぶ自由度はほとんどありませんでした。当時の白髪染めとは違う概念を持ってほしいという考えから、個人的に10数年前から“白髪も染まる濃い色味”とお伝えするようにしています。若いうちから白髪染めという言葉を口にするのは、誰だってなかなか言い出しにくいし、抵抗があって当然なのです。

実際に白髪染めに使用するカラー剤は、ブラウンの色味が濃く配合されているものです。つまり、ハイトーンの髪色をナチュラルにトーンダウンさせる際にも使用できるのです。

オーガニックの力で艶やかな仕上がりが実現!髪質改善カラー

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白髪になるメカニズムは解明されてきたものの、予防のためにできる事は医学的にはまだ解明されていません。

10数年前までは、定期的な白髪染めによって髪がダメージを受けてしまい、カラーリングをすると髪にツヤがなくなるといった事態を、どこか仕方のない事として受け止めていたのではないかと思います。毛先が褪色し、白髪が浮いて見えるようになり、フルカラーで染め直さなくてはいけない頻度も3ヵ月に1度くらいが平均でした。

それが、オーガニックカラー・ヴィラロドラを使用するようになってから、白髪染めをされるすべてのお客様のフルカラーの頻度が、1年に1~2回にまで減りました。ヴィラロドラは、94%の成分がオーガニックでできているので、仕上がりのツヤの違いもヴィラロドラを使用してからの明らかな変化として、お客様自身も実感されています。

しかし、たとえオーガニックカラーとは言っても、髪本来のナチュラルな状態を変える事は、同時に負担を与えてしまう事でもあります。つまり、ダメージをどれだけ軽減できるのかといった事が、エイジングケアの観点からもとても重要な事なのです。

ヴィラロドラカラーの施術は正規取扱い店でしか受ける事ができません。ICEAの認証を受けた正真正銘のオーガニックカラーを試してみたいという興味がありましたら、メーカーサイトの取り扱い店検索から探す事ができます。

従来のアルカリカラーで染めた部分の髪質改善という訳にはいきませんが、オーガニックカラーで染めてあげた部分の割合が増えてきた頃には、手触りの違いや褪色の違いが実感できるはずです。

40代・50代でさらに気になる髪質の変化

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髪の悩みは、40代、50代と年齢が上がるにつれてますます深刻なものになってきます。30代の頃にはまだ感じていなかった髪が痩せたような感じ、そして、ダメージとは関係なく失われていくツヤ、さらに、うねりによる扱いにくさといった悩みにまでひろがってきます。

では、これらの悩みは、いったいどのように解消すればよいのでしょうか。そもそも解消する方法ってあるの?と不安に感じている方もいらっしゃるのではないかと思います。

細胞の老化は、生物ならばどうしても起こってしまうものですが、今は科学の進化により、その現象を遅らせてあげる事ができる時代です。自分に合ったエイジングケアを見つけ、若々しい艶やかな髪を手に入れる事ができれば、自然と表情も明るくなるはずです。

大人の肌や髪に必要なのは、浸透力のあるケアに力を入れる事です。水分の通り道が痩せてしまうため、より細かい分子でないと中の方までしっかりと届けてあげる事ができなくなってくるのです。


次回はエイジングによる髪質の変化と、トリートメントのエイジングケア効果についてお話ししようと思います。

最後までお読みくださりありがとうございました。



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