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たったひとりの時間がモノゴトを前に進める

札幌の夜はまだ寒い。北海道なんでね、夏はまだ先なことくらい知ってる。


仕事終わりの深夜0時。スマホの初期設定から入っている「天気」というアプリなんだかよくわからないアイコンを押すと4℃って出た。大多数の人は「寒い!」と感じる気温。それでも一日中何も食べていなかった僕にはそんなこと関係なくて、ただお腹がすいたのと、ちょっとした記事を夕方に見たせいであれこれ考えたかったことがあったからベランダで焼き肉をすることにしたんです。


「寒さは空腹に勝てない。」

名言風に言いましたがコレ事実笑。


スマホで夕方に見た記事の気になった文言をググって(いや、僕の愛用プラットフォームはYahooなんですけどね)、いくつもの関連記事を読みながら、火の通りにくい鶏肉を箸で転がす。


ひとりの時間はものすごく尊い。誰かと一緒にいる時間も同等なんですけど、なんだかひとりの時間の方が頭が冴えるタイプみたいで、僕。浮かんだブログの題材や、今後活用していきたい考え方までひたすらにスマホのメモに打ち込みました。


鶏肉に火が通った頃、頭の中のモヤモヤはほとんど溶け切っていて、そのおかげか食器はすべて洗えたし、洗濯機まで回してしまいました。


たったひとりの時間。世の中の多くの方は「暇」「退屈」「やることない」で片付けてしまう状況って、めちゃくちゃ大切なんやで。関西人じゃないけど、関西風に仕上げました。


仕事をしている時間は素晴らしい。

本を読んでる時間も素晴らしい。

誰かと話している時間も素晴らしい。

でも、たったひとりで過ごす時間だっておんなじくらい素晴らしい。


「Stay Home」なんて、大袈裟に宣伝しなくたってみんな家で価値ある時間を過ごしてますよ。なんとなく過ごしていたって、なんか頭の中でひっかかる要素なんて無限に出てくるし。あ、しいて言えば、価値ある時間にする長さが違うだけなのかもね。一分一秒ムダにはしたくないかどうか。とかいって大好きなYoutuberの動画を見漁るやつ、マイメン。


寒い中、ベランダで焼き肉をするという謎の欲求に従ってよかったと思える今。あったかい恵まれた環境が苦手なんです、僕。幼少期に育った部屋は冬の朝にマイナスになって石油ストーブのデジタル温度計がエラー表記になるようなとこだったんで。ほどほどの寒さは頭をも冷やす。カラダももちろん冷やす。良かったことはハイボールが温くならなかったことくらいです。良い子のみんな、マネしてください。


本日の学び。それは「たったひとりの時間がモノゴトを前に進める」ってこと。ちなみに今日の僕の学びは「モノじゃなくて体験を売る」って話。知ってはいたけど忘れてたや。思い出すには最高の焼き肉でした。鶏肉を分厚く切っておいて正解。何事も捉え方次第ってことですな。二度と薄くなんて切ってやらないんだから。ごちそうさまでした。


おわり。



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