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アーリーリタイアへの10の質問


「仕事を辞めて無職です」と言うと、たいていは気を使われ、それ以上は何も聞かれない展開になります。

なかには「仕事辞めた?アイツ、会社で悪いことでもしたんか?」という反応があったと聞き及んでます。

先日、投資愛好者のオフ会に参加しました。
なかには「自由な生活うらやましいです」「私もそろそろFIREします」という方もいらっしゃいました。

今回は友人や知人から直球で聞かれたり、遠回しに聞かれた質問(主だった10個)と、その返答について、過去記事含めまとめてみました。



【どうしてアーリーリタイアしたのですか?】


【どうしてアーリーリタイアできたのですか?また、どのような投資をして資産を作ったのですか?】


【いったい毎日何をして過ごしているのですか?】

日々をつつましく過ごしています。

やりたい趣味や勉強、ジョギングしたり、本を読んだり、映画をみたり、旅に出たりしています。

時間の余裕はあるのですが、忙しい感覚もあり、毎日があっと言う間に過ぎていきます。

【毎日家に居て、奥さんは嫌がりませんか?】

嫌がってはいないようですが、私が家に居るので、ともだちを家に呼びにくくなったようです。

私が家事を手伝うようになったので、ありがたく思ってくれているようです。

お互いにやりたいことをやっているので、一日中顔を合わせている訳ではありません。
むしろ顔を合わせる時間があまり無いので、あえて「三時のおやつ」の時間を作り、会話するようにしています。

【社会とのつながりが減ることは、つらくないですか?】

つらいと感じたことはありませんが、つながりはあった方がいいと思っています。
個人的なつながりはたくさん作りたいと若い頃から心がけていました。
これからも個人的なつながりは大事にしていきたいです。

【いずれ仕事をするつもりはありますか?】

いまはそのような気持ちにはなっていません。
社会貢献的な仕事がしたくなると想定していましたが、今はストレスフリーな生活を続けたい気持ちが強いです。

金融資産のほとんどが消えてしまうとお金を稼ぐ必要が出てきますが、年金支給までは最短であと4年なので、何とかなりそうです。
55歳は年齢的に「よい辞めどき」だったと思っています。

【以前の仕事を辞めて、後悔はしていませんか?】

手抜きせずに働いた実感や、形に残せたものもあるので、達成感を感じてます。
そのため後悔はしていません。

ただ「ふるさと納税」の返礼品が無くなったのは残念です。

【無職であることを、周囲にはどう説明していますか?】

常套句としては「体を壊したので、早めに辞めた」と言っています。

一番のハードルは妻の父親(元取引先の偉い方)への弁明でした。

「早めに会社を辞めますが、○○さん(妻のこと)には迷惑をかけることなく、これまで通り、ふたり仲良く過ごしていきます」と説明しました。
義父はニヤニヤしながら聞いていました。
問いただされるようなことは全くありませんでした。

最近、妻がどのように友人たちに説明しているかを知りました。
妻は「いちいち説明するのが面倒くさいから、心の病で辞めたって言ってる。そう言う理由だとたいていは納得するし、そのあと細かく聞かれることも無いからね」とのことでした(おいおい…)。

【無職ですが、周囲への体裁は気になりませんか?】

当初は多少気になりましたが、日中からブラブラしている人は、思った以上にたくさんいるので、今はさほど気になりません。

行きつけのカフェでよく見かける男性は、ノートパソコンで株のチャートを見ています。
今度、さりげなく声をかけたいと思っています。

【アーリーリタイアできて、どう感じていますか?】

規則正しい生活ができるようになって、体調が良くなったことが何より嬉しいです。

また、縛られるものが減ることは素晴らしいことだと思います。

先日、生理現象で「自由」について改めて感じることがありました。
汚い話で恐縮ですが、排泄についてです。

会社員時代は排泄(大)の時間は毎日6:30と決まっていました。

現在は毎日ではなく、時間も朝昼夜バラバラ、3日に一回くらいで、ふいにやってきます。

生理現象までが「パブロフの犬」状態だった異常さを、実に立派な形状をした排泄物を見ながら実感しました。

長い間、生理現象の自由もなくしていたんだと思った次第です。


以上、主だった10の質問でした。

どちらかというとネガティブな質問が多いのは、アーリーリタイアやFIREについて「なんだかよく理解できないこと」「あまりよろしくないこと」という印象があるのかもしれませんね。

さて、今回の件で何か別の問いがございましたら、ぜひご一報くださいませ。

最後まで読んで頂き、まことにありがとうございました。


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