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オブリビオン 終盤リメイク

オブリビオンは、映像はとても素晴らしいものでした。メカや風景は申し分ないクオリティです。キャストもトム・クルーズ、モーガン・フリーマン、オルガ・キュリレンコと豪華です。
前半は、大満足でした。最初の設定が事件が起こるにつれ次第に揺らぎ、予想通りに、実は逆だったという展開は、SFの王道です。
たが・・・
真相が分かった後の、最期の最後の一連のシーケンスには、な人も多いと思います。

テットに対する攻撃がたった二人での特攻攻撃
ジュリアを連れていくというだけで、なんとも無防備な征服者達
いかにもアメリカらしい、原爆一個で一気に解決という安直さ
最期のジュリアとジャック52号との関係など・・・

私のリメイク魂を揺さぶります。
で、如何にもSFなんだというトンでも発想でリメイクしてみました。話は、終盤、バトルシップでテッド攻撃の所から。

以降リメイク部
この時、ジャックは、アイデアを思いつく。それは、ジャック二人で、他のジャック四人を説得することを繰り返すことだった。すると、二週間と一日で、約一億人のジャックが真相に気付ける。それまでの間、ジャックはサリーに、ジュリアの容態が悪いので暫く時間が必要と伝え、了承を得る。

準備が整ったとき、一億人のジャックが一斉にバトルシップでテットに向かい始め、全員が同じ「ジュリアを乗せて帰っている」の通信を送付し続けた。サリーからは、「帰還せよ」との回答が発せられたが、あまりの通信量に通信は、途中で途絶えた。

一方、ジャック(49号)は、テットに向かう途中に回収したフライトレコーダーを観た。60年前の映像が流れ、ジャックの記憶がよみがえる。(このシーンは元と同じ)

一斉に同じ通信が交わされたことで、テットの制御機能が混乱し、殆どのバトルシップは、テッドの内部に侵入出来た。実は、いくつかのバトルシップには、原爆が乗せられており、いたるところで爆発が起こり、大量のジャックによる攻撃でテッドは遂に破壊された。

地上で、マルコムとジュリアは、デッドが破壊される様を目撃する。ジャック達は全滅したと思われたが、一億の内数台のバトルシップが生還した。彼らは、地上に降り立つと、マルコムとジュリア達の元に向かい、他のジャックに押され一人のジャックが前に進んで、ジュリアに声を掛ける。僕は、「以前の君とのことを思い出した。そして、君が眠りから覚めた後のことも忘れてないよ。」
彼は、49号だった。
地球に再び平和が訪れた。

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