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バケツ健康法

老人は、健康法が好き?

バケツ健康法

健康法には色々ある。
バケツを使った健康法も、その色々のひとつ。
このバケツ健康法は、日本掃除連盟(NSR)考案提唱の由緒正しいものだ。
決していい加減な、健康法ではない。
怪しいと思っている人は、疑いやすい自分を反省したほうが良い。
まあ、本当かどうかは、自分でやってからにしよう。

バケツ健康法のメリット

安上がり。
これは一番大切。
健康法の多くはたいていお金がかかる。
健康産業と言われるように、健康はお金になるから、
金儲けの企業が群がる。
でも、バケツ健康法は安上がり。

どこでも出来る。
これは二番目に大切。
自宅でも公園でも出来る。
やりたい時に、バケツさえあればどこでもできる。
まあ、電車の中でも出来るけれど、周囲に迷惑をかけるのだけはやめよう。

途中で休憩をしたり止めても良い
お金がかかっていないから、途中で中止しても大丈夫。
気楽に出来る。
出来なかったら、また明日やれば良い。

バケツ健康法のやりかた

バケツに適当に水を入れる。
さ3分の1位の水量。
欲をかいて満杯に入れると、すぐアウトになるので注意。
そのバケツを右手に持つ。
そのまま水の入ったバケツをさげたまま。
そのうち手がしびれてくる、体全体がびりびりしてくる。
我慢ができなくなったら左手に交換。
またバケツを下げたまま耐える。
この繰り返し。
10分でも30分でも1時間でも1日でも訓練時間を調整出来る。
テレビを見ながらでもできる。
生産性は全くない。

簡単なのに効果は

効果は絶大である。
昔学校の体罰でやらされた老人は、意外に郷愁に誘われて我慢が出来る。
初体験の老人は、バカバカしくてすぐやめたがるが、そこはぐっと我慢。
継続は力なりを忘れてはだめ。
この健康法は簡単すぎるほど簡単。
そこが良い。
バケツというアイテムもなかなか。
しかし、簡単だと言ってバカにすると大変なことになる。
翌朝、起き上がれなくほどのダメージを食らったりする。
バケツをぶらさげて、中腰にしていると後で腰に来る。
だから背筋を伸ばして。胸を張ると良い。
辛かったら、天を仰ごう。
誰も助けてはくれないけれど、気休めになる。
想像の中で、自分自身の弱さと戦うのが良い。

強度をさらにあげる

物足りない方は、バケツを2つ用意する。
右手と左手の両手にバケツを持つわけである。
負荷は二倍になる。
結構堪える。
更に強度を増すためには、バケツを両方の手で持ったまま、スクワットをする。
相当負荷がかかって、足の筋肉がぶるぶる震えるはず。
甘く見ていたことを後悔することになる。
100回出来たら、スキマーク100個だ。
スクワットが苦手な人は、バケツは一つだけにして、両手で持ったバケツを回転させる。
これは、回転しているので、バケツの水はこぼれない。
バケツの遠心力に負ければ、バケツの水を全身にかぶることがある。
夏なら良いが、冬は相当辛い。
しかし、家族の前でパフォーマンスをして見せるなら、バケツの回転はインパクトがある。

挫折をしたら気分だけ味わう方法

孫の前で泣き言を言ったら笑われるのが落ち。
で、やってるふりをする。
本来はバケツに水を入れてやるところを、空のバケツでやる。
これだと、かなり楽になる。
意味がないと言う見方もあるけれど、見えを張ってでもやり通す気持ちは評価出来る。
ここで一番大切なことは、たとえエアーバケツ健康法でも、真剣に取り組むことだ。
取り組みの姿勢は欺瞞ではない。
だから、表情を工夫し、苦痛が全面的に現れるようにする。
そうすることで、本来ないはずのバケツに水が入っているよう錯覚をする。
たとえ演技でも、名演なら現実を凌駕するのだ。
これを自撮りして、孫にラインで送ったりすれば、尊敬されるかもしれない。

夫婦の罰ゲームとして実施

じゃんけんをして負けたほうが、10分間バケツ持ちの罰を受ける。
これだとじゃんけんもあって、楽しく出来る。
口争いをした時、やってみたら楽しいかも。
しかし、奥さんが相手にしてくれるかは分からない。
「罰ゲームをしながら健康になれるよ」と言えば、同調してくれる可能性は大である。
仲良く夫婦で、健康法を実施することに意義がある。

健康法は継続なり

何度でも繰り返すが、健康法は持続して継続してこそ価値があるし、結果もついてくる。
努力の伴わない健康法は、棚からぼたもち以外のなにものでもない。
頑張って、残りの人生を楽しく健康に生きるため、是非騙されたと思って、取り組もう。
バケツ健康法バンザイ!

旗じいは、子供の頃から、学校の罰として、バケツ健康法に取り組んできた。
昔の先生は罰を色々与えて、子供に体力を付けてくれた。
ありがたいことだと感謝している。
今、体罰はなくなったが、自分で罰を与えるつもりで頑張ってみよう。
ただし、このバケツ健康法は、子供の頃からやりはじめると、足が短くなり手だけが長くなるような気がする。
今の自分の姿を鏡で見ると、どうも先生の体罰のおかげで、短足手長になったようだ。
これは、今後検証してみたい。
でも先生のことは、恨んでいない。
先生に罰を受けたのは、わたくしの生活態度が悪かったからと自覚している。
旗じいは偉い。

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