元カノ話
長いこと触れずにきたけど、ここら辺できちんと書いておこうと重い腰をあげてみた。
誰に言うわけでもない。自分の気持ちの整理。
何度も書いてるけどそもそもnoteを始めたきっかけが失恋でした。
またおんなじ件を書くのもあれなんではしょるけども。
私は散々「メンヘラだ!」と、なんかもう開き直った感じで言ってきましたが、
そもそも「メンヘラ」って言葉は聞いたことがあったけど、実際どういう生態なのかそんなに詳しく知らなかったし、
まして自分が筋金入りの正統派メンヘラだなんて思ってもいなかった。
「思ってもいなかった」なんて言葉を使うと、あたかも「メンヘラ」=「悪」のような感じになってしまうけど、
実際、元カノと付き合っている間は本当にお互いに異文化交流のような、一周まわってお互いに笑うしかないくらいに分かり合えなかった。
こんなに話が通じ合わない人が世の中に居るのだなぁと思ってた。
元カノと、喧嘩まではいかなくてもお互いの行動や思考が平行線で歩み寄れない時、彼女は良く職場の人達に私たちの話をしていたようで、
「職場のみんなに話してみたけど、みんな私と同じ考えだよ~」
なんて呑気に毎回言ってきていたものだから、私はすっかり「人間失格」の烙印を押されたような、
「世の中のはみ出し者」のような、異端者のような、そんな感覚になって、
彼女の生き方や考え方こそが本来人生を楽しんでいく人間の生きざまなのだ。
俺はだいぶポンコツの出来損ないだ、やべぇやべぇ、ほんとにやべぇ。
と「彼女」=「正道」という強力な重しがズシズシとのしかかってきて、ひどく自信を失くしていたように思う。
そうして彼女のようになりたい、彼女のように明るくポジティブで日の当たる場所を歩んで行きたい、変わりたい、人生の表舞台へ私もデビューするのだ!
なんて、自分が変われるもんだと思い込んで、慣れないことを受け入れたり、彼女に合わせてみたり、
いやいや俺はそれは無理、なんてこともへらへら笑いながらやってみたりしてた。
でもやっぱり歪みがあったのか、そもそも自分が変われば彼女も変わるかなぁ・・
変わってくれるかなぁ←これがダメなんだろな。ってどこかで思ってたと思う。
自分が変われば相手も変わる。
自分が努力すれば相手ももっと見てくれる。
そんなふうに思ってた。
そうかこれが相手に期待するってことなんだ。
そもそもそれが本当の自分じゃないから、自分が無理してるって思っちゃうから、
なんで?わかってもらえないんだろ。
なんで、こんなに努力してるのに。
って考え方になるのかもなぁ。
最後は。
不登校でずーっと家から出ない娘を陽に当たらせよう!って、三人で大きな公園に行った。
娘は懐いてくれてて、久しぶりに会ったのに嬉しそうに絡んできてくれた。
父親変わりにはなれないし、その子もそんなこと望んでないから、
アニメやゲームのオタク話で盛り上がる友だちみたいな関係。
三人で仲良く話してたら、元カノが私の名前を間違えて呼んだ。
しばらく間違えた名前で呼ばれる私(笑)
えっ…。そこまで興味なくなった?
と思って完全に引いた。
けど、軽く突っ込んで笑って流した。
ここで機嫌悪くしたらせっかくの三人で過ごす時間が台無しになる。
それから娘を盛り上げようと一緒に行動してたら、突然彼女が不機嫌になった。
母、どうしたの?
と娘が心配して聞くくらいにあからさまに。
あとで娘が、
一緒に行動しなかったのが気に入らなかったんだって。
って教えてくれた。
ちょっとした展望台に登りたいって言うから、二人で登ったことが気に入らなかったみたいだ。
さんざん何も話さず何もかも自分が好きなように行動してきた人なのに。
て言うか、自分が登りたいって思ったら私も娘も置いて一人で登る人なのよ(笑)
今日はこの子のために公園まできて過ごしてるのに。
なにをそんなことで…。
その後、機嫌を直して楽しくは過ごせたんだけどね。
家まで送って少しだけ娘と遊んでから帰った。
楽しかったねぇ、ってLINEがあったら違ったかもしれないけど、
そのまま寝る時間になって、なんとなくもやもやしてて
名前を間違えるほど興味なくなったとは思わなかったなぁ
とLINEをしてしまった。
これ…。ダメだよね。めんどくせぇ男だなぁとこれ書きながら思う😅
私を置いて二人で楽しんでる人なんて知らん
とだけ返事がきた。
それでもう、ほんとにいいやって思ってしまった。
わたしはもう散々言ったけど彼女無しで進もうとしてた。
一ヶ月近く音信不通になって、突然家に来たりして気のある素振りに期待しちゃって、また離れてっての繰り返し。
もう、これ、好きとかじゃないな。
そう思った。
また何事もなかったかのように突然現れるかもしれない。
いや、さすがにもう来ないかもな。
鍵は返してもらったし。
LINEも最後は既読スルーした。
それっきりもう長いこと経つ。
もうわたしの中に彼女は居ない。
娘のことだけが心残りなのはほんとのところ。
うちのこと、一人にしないで。
どこかに行かないで。
って、二人の時に言ってきた言葉が忘れられない。
自分が別れてしまった息子に被ってしまうのかもしれない。
また罪深いことを重ねたくない。
けど、余計なお世話かもしれないな。
なんにせよ、私はそんな器じゃないんだろう。
矛盾も甚だしいけど、誰かを傷つけたくないし、自分ももう傷つきたくない。
自分を好きになることも、自分の幸せも、追及する欲もない。
ただ、もういがみ合わずに不安に苛まされずに、日々安穏と暮らしたいだけ。
自分を無理に好きになるとかじゃなくて、
どんな状態であっても自分のことを受け入れてあげる。
この言葉に、noteを始めた初期に出会えたことはほんとに救いになった。
だからこうしてnoteを続けられてる。
合わない人とは合わない。
これだけはようやく学んだ。
遅きに失すかなぁ、あまりにも(笑)
こうして書くのは一方的で、フェアじゃなくって、決して彼女を非難するつもりも、自分を擁護するつもりもありません…。
ただ、自分の中で整理したくてまとめてみた、盛大な独り言。
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