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社会保険労務士試験は運ゲー?!の巻【無知ってステキ☆編】

遡ること、2018年1月のある日、私(助手)は社労士の勉強を始めました。

当時、とある会社の総務として従業員の給与計算や社会保険手続きを担当していました。
時々顧問社労士と話をすることもあり、会社と従業員双方から頼られるとても素敵な職業だな、私もなりたい(なれる!)と安易に考えていた自分が懐かしいです。

早速本屋さんでテキストを購入し、毎日机に向かう日々が始まりました。根拠もなく、独学でしかも一発でいけると思っていた当時の自分に言ってあげたい、「課金ありの運ゲーですぞ!!」って。

そんな甘い考えで始めた結果、科目の多さと慣れない専門用語の数々に心が折れ、一か月足らずで断念したわけです。
でも「記念受験~♪」とばかりに、ガチ勢に紛れて誰よりもガチ勢っぽい顔して、受験会場に乗り込んだことは是非褒めていただきたい。

そして全問マークシートである社労士試験は、問題文をフル無視してもマークさえすれば奇跡が起きるのです。(仮にそれで合格した暁には、地獄の社労士人生を歩むことは確定。)
そんな奇跡を信じて、退室可能時間までの30分間を全問マークに捧げたのです。
正直、ただ塗りつぶすだけなのに、なぜかどの数字にしようか悩むのです。問題文を読んでもいないのに、、、

炎の30分が経過し、ダントツトップで退室することに成功しました。今思えば、失礼な受験生です。一人だけ脱出ゲームさながら大急ぎでマークしているわけですから。
午後の択一は問題数が倍になるので作戦を立てました。
名付けて「まんべんなくマークする大作戦」。究極のまんべんなさを求めて・・・
手前みそですが、相当調和のとれたマークシートができあがりました。

そして、午後も一番で脱出に成功し、軽い足取りで会場をあとにしました。
どういうわけか、のちの受験回も含めて最も「受かってるかも!!感」が強かったのが、この初受験の時でした。

んなわけあるかー!!って話です。実際、んなわけもなく奇跡も起きなかったのですが、とにかく無知って不安も恐怖もなく、ステキ☆とのちに実感した一年目の回想話でした。



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