見出し画像

日記#54 効率化を求めることで消えてしまう雑味。心の豊かさ。

2023.5.16
電車内の広告で、松本人志さんが「一気に八回読んだ」と書かれた見出しに惹かれ本を買っちゃいました!

その中から気になったフレーズ。

日本茶とおんなじで、全部きれいに濾過したらうま味まで抜けてしまう。不便さの中にある雑味が、笑いだったり、感動だったり、愛情だったりを生むと僕は思ってます

居場所(大崎洋)

効率化を求めすぎることで消えてしまう不便さ。
けど、多少の不便さから生まれる良いもんはあるんじゃないかって内容に考えさせられました。
(以前読んだ本「夢と金」(西野亮廣)にも似たようなことが書いてありましたね。)

昔は今と比べて不便なこと、面倒なこといっぱいあったと思うけど、その代わり解決するために人とのコミニケーションを取ることがたくさんあったんだろうなと思います。
当時はオフラインでの交流がほとんどですもんね。

小学生の頃は携帯電話なんてなかったから友達と遊ぶのに、家の固定電話に電話して今日遊べるか確認して、「今から行くね!」って自転車に乗って良く行ってました。

友達と連絡取るのも大変だし、オンラインでゲームやるとか想像もできかったけど、その頃は不便だと思ってないし、友達と遊ぶのはすごく楽しかった記憶があります。自分の家からゲーム機のコントローラー持ってみんなでゲームしたり、外で缶蹴りしたり…。懐かしいです。

便利(効率化)になる一方で、人との関わりが広がりやすくなるものの希薄になってる部分ってあるんじゃないかと感じます。

便利になる世の中はとても良いと思うけれど、
便利さを追い求め過ぎることで、モノが溢れ出してるこの現代では、不便さの中の雑味から生まれる何かから心の豊かさを求める人も多いんじゃないかと思いました。

きっとそれは人間の本質なんだろうなと。

今日も良い一日でした。
最後まで読んでくれてありがとうございます🐜
来世も人間であれるよう日々徳を積んでいきたいと思います

この記事が参加している募集

読書感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?