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給湯配管の更生工事の見積りをとりました

給湯配管の漏水事故対策をするために更生工事(配管内部をコーティングする工事)を実施することにしました。そこで業者さん3社に見積もりを依頼しました。実際とってみますと、A社は1戸当たり40万円、B社は1戸当たり29万円そしてC社が1戸当たり24万円でかなり大きな違いがあることがわかりました。
 
この違いはどこにあるのか見積もりから推定する事にしました。当マンションは全ての部屋が同じ間取りではなく、4つの異なるタイプの間取りから構成されていますが、見積もりが 一番安かったC社は部屋の間取りに応じてかかる費用を細かく算出していました。これに対して見積もりが高かったA社とB社につきましては、 間取りの違いを考慮せずに見積もりをだしています。どちらかというとどんぶり勘定で算出している事がわかりました。
 
それから「建設技術審査証明」という評価制度があり、この制度を利用すると第3者機関がその会社の行うコーティング技術を評価し、品質的に問題ないと認定してくれます。
A 社とC社は取得していましたが、B社は取っていませんでした。B社の言い分としては、「当社は取得していませんが、保証期間は10年です。 取得している会社も同じ10年です。とっても取らなくても同じ10年ということですので意味がないと思います。又取得するためにかかるコストや時間などを考えると単なるコストアップである。」というのがその会社の主張でした。しかしC社はこの評価基準を取得し、かつB社よりも17%も安いということですので、B社の言っている事には疑問感じました。
 
又C社がアドバイスしてくれた事でとても大切なことがありました。         
それは、これまで使われている給湯配管は銅管ですが、例えば新しいキッチンなどに交換した時に銅管とのつなぎ目に樹脂管を部分的に使うことがよくあります。樹脂管をコーティングしてはいけませんので、キッチン・お風呂・洗面所などの水回りを交換した住戸については事前に良く確認をしなくてはなりません。これをきちんとアドバイスしてくれたのはC社のみでした。これは非常に重要なポイントでC社のアドバイスはとても貴重と感じました。A社B社からはそのような指摘はありませんでした。
 
今回も3社見積もりを取りましたが、やはり最低3社は見積を取って比較をしないといけないということを改めて認識しました。
 
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