うきふね

50歳、毒親サバイバー。 45歳の時にハードワークで体を壊し、ふと立ち止まって考える時…

うきふね

50歳、毒親サバイバー。 45歳の時にハードワークで体を壊し、ふと立ち止まって考える時間ができた。自分の家庭が異常なことはわかってたけど、毒母からの洗脳と、共依存状態だったことに初めて気づく。重度のアダルトチルドレン。 でも諦めない。ここから自分の人生を生きようと必死に模索中。

最近の記事

⑨毒親あるある、自分の判断ができない

お母さんならどうする?自分がアダルトチルドレンだとわかってから、気がついたことがある。 いつも何か選択をする時、頭の中に母親が浮かぶ。買い物していて、どっちを買おうか迷った時など、ちょっとした時にも。 お母さんならどうするだろう。 お母さんならどっちにしなさいって言うだろう。 何も意識してない時にも、いつも頭にこれが浮かぶ。 出ていけ発言から、次第に頭の中にあった霧が晴れていくような感覚があった。 本当に、モヤがスーッと引いていくような感覚。 それまでの私は、真っ白

    • ⑧私は便利屋じゃない

      「洗濯機と冷蔵庫を買いたいから、車で電気屋に連れて行ってくれへん?」 母親が言い出した。 前ならなんとも思わず普通に行ってたことだけど、あんなことを言っておいてまだ私を使う? 父親が亡くなった途端に、あんたもう用済みだと言っておいて全く自覚がない。 恐らく言ったことも覚えてないだろう。 散々都合よく私を使ってきたくせに、父親が亡くなって自分が解放されたと大喜びし、その嬉しさのあまり飛び出した言葉。 そして弟が急に母親にご機嫌伺いの電話をしてくるようになって、嬉しさのあ

      • ⑦母親にいだく嫌悪感

        日々の嫌悪感狭い実家暮らし、どうしても母親と顔を合わせる。 もう嫌悪感しかなくて、顔も見たくないし声も聞きたくないし、同じ空気も吸いたくない。 早く家を出たい!焦る気持ちとストレスからか、余計に体調が悪くなったりして、はがゆくてたまらない。 巻き戻せるものなら、人生巻き戻したい。 母親はダイニングに一日中べったり座って、テレビを見ている。 手を伸ばせばなんでも届くように、そこが巣になっている。 爪切りや化粧までその場所でできるように、食卓には母親の身の回りの物が置かれてい

        • ⑥心と体

          体を壊す45歳の時に、ハードな仕事で体を壊した。 残業が月に80時間とか100時間いくこともあった。 22時頃まで仕事したり、終電に飛び乗ったりすることもしょっちゅうあるような生活をしていた。 でも仕事は楽しかった。 楽しかったから、無理をしてる自覚が無かった。 自分を認めてもらえる、必要と思ってもらえることが嬉しくて、仕事に依存していた。 そんな仕事を10年続けて、ある日突然、体が動かなくなった。 会社で息が出来なくなった。 頭から血の気がひく感覚が絶えず襲ってきて、

        ⑨毒親あるある、自分の判断ができない

          ⑤母親とお金

          やっと解放されたなぁ父親が亡くなってお葬式の日、母親は祭壇の前で「やっと解放されたなぁ!」と言った。 いくら嫌いでも、祭壇の前で言うか? 昔から亡くなった人の悪口も言うので、そういうところは本当に嫌いだった。 何を言っても聞く耳のない人だけど、亡くなった人を悪く言うのはやめてと、それだけは母親に何度も言った。 聞きたくない。 しかもさ、「解放されたなぁ」って。 私を自分と一緒だと思ってるので、私も解放されたと思ってるようだ。 私はまだ解放されてません。 父親より、もっと

          ⑤母親とお金

          ④洗脳から覚めるきっかけの言葉

          母親の入院母親が糖尿病で入院して、入院期間が長くなると言われたので私は仕事を辞めた。 私が25歳ぐらいの時だった。 残業は当たり前、土曜日も出勤、なかなかハードな仕事をしてた。 家には父親も弟もいたので、家のことをやらなければいけなくなった。 仕事、家のこと、母親の病院のこと、全部やるのはとても無理だった。 母親は、私の仕事のこともだけど、自分が半年も入院したことは覚えていない。 そんな長いこと入院したっけ?とか言ってる。 毎日見舞いに行き、洗濯や身の回りのことをやったこ

          ④洗脳から覚めるきっかけの言葉

          ③死ぬと騒いで足を引っ張る毒母

          ストレスの吐け口 20代の頃、家を出て同棲してた。 ガッチリ洗脳状態ではあったけど、若かったのでその人と一緒にいたい気持ちが上回った。 結婚とかは何も考えてなかった。ただ一緒にいたかった。 それなりに楽しく生活してたんだけど、私が家を出た途端に母親が病気になった。糖尿病。 毎日甘いものをバクバク食べた、と後から母親が言っていた。 私が家を出て、父親の愚痴を言う相手がいなくなった。 弟はまだ家にいたけどほとんど家にはいなかったし、母親も息子は大事。愚痴なんて言わない。 八

          ③死ぬと騒いで足を引っ張る毒母

          ②起きない父親〜ほんとの問題

          会社をサボりまくる父親。クビにならなかったのは、大企業だったのと時代が良かったから。 今なら速攻でクビだろう。だって会社に来ないんだから。 社内結婚してて子供もいるから、ということもあったのかもしれない。 クビにしてくれたら良いのに、と子供の頃からずっと思ってた。 会社のおかげで衣食住には不自由せずに育った訳だけど、クビにしてくれてたら、良い家族を演じて暮らす苦痛から解放されてたかもしれない。 会社には行かない、子供には無関心、母親にも無関心。 会社に行かないことに触れら

          ②起きない父親〜ほんとの問題

          ①起きない父親

          うちは父親、母親、私、弟の4人家族。 うちの家には暗黙のルールがあった。 父親が起きないことを、外に漏らさないこと。 「恥ずかしいから外で言いなや」と母親に言われ続け、自分の父親は恥ずかしいんだと刷り込まれて育った。 父親はサラリーマンなのに、朝起きない人だった。 起こしても起きない。 揺さぶっても叩いても無理やり体を起こしても、何しても起きない。 挙句の果てには、会社の人が起こしにくる。 それでも起きない。 朝が苦手、とかいうんじゃない。 会社に行きたくない。それだけ

          ①起きない父親

          はじめに

          荒れた家庭に生まれると、身を守らないと生きられないから、大人になっても生きているだけで消耗する。 存在を否定されて育つと、自分はいらないと刷り込まれてるので、早く人生が終わらないかなという気持ちがずっとある。 アダルトチルドレンとか毒親などというものと、縁のない人には理解されない。 親不孝だとかあなたがおかしいとか言う人もいるけど、それはどれだけ酷いかを知らないだけ。 全ての生き物には生存本能がある。 戦場に生まれた子供は、生きるために、戦う。 戦争と一緒にするな、戦争

          はじめに

          50歳、今日から始めます。 機能不全家族に育ち、母親に尽くすことで生きてきた私。父親が亡くなった途端に、あんたもういらないと言われ、母親に嫌悪感しかなくなりました。 やりきれなくて吐き出す場が欲しくて、noteに書いていくことにしました。 

          50歳、今日から始めます。 機能不全家族に育ち、母親に尽くすことで生きてきた私。父親が亡くなった途端に、あんたもういらないと言われ、母親に嫌悪感しかなくなりました。 やりきれなくて吐き出す場が欲しくて、noteに書いていくことにしました。