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美しい心は、憧れは空虚と予感している

東京都立木場公園のバラ園は手入れが行き届き、年間を通して綺麗な花が咲いています。
冬は、晴れの日が多いので、「憧れは 空虚の予兆 冬の薔薇」と思いながら美しさを覗き込んでいます。
 
薔薇を見て回れば、心は和み、幸せな気分になれます。
 
しかし、単に綺麗な花を追い回していているだけでは、人生の充実感や成功感は永遠に味わうことができず、やがて、切り離されたような空虚な感じになります。

「思考は現実化する」の本で有名なナポレオン・ヒルは「成功とは、願望を黄金律に従って一つひとつ実現していく過程にある」と教訓にしています。

アインシュタインは「幸せな人生を送りたいなら、それを何らかの目標と結びつけなさい。人や物とではなく」といって努力する目標を持っている状態のことを幸せといっています。

徳川家康の語録にも人生とは「重い荷物を背負うこと」といっています。
 
楽観論と幸福論は、両立しないことが定理です。
 
幸せは、冬の薔薇を育てた人の苦労の中にこそあるのです。

楽観論で、苦労をしないでいると幸せを感じることができないのです。


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