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【夏の過ごし方】紫外線のダメージを悪化させちゃう食べ物

【夏の過ごし方】紫外線のダメージを悪化させちゃう食べ物
インディアナ大学の研究

夏になると気になるのが、紫外線
紫外線対策のグッズや食べ物で体を守るのは当たり前
しかし、気を付けないといけない食べ物がある

それは、柑橘類だ
柑橘類を多く食べると紫外線に弱くなる
せっかく紫外線の対策をしていも、柑橘類をたくさん食べていると水の泡だ

イギリスのバイオバンクのデータを使って、皮膚ガン(メラノーマ)と食事の関係を調べた
メラノーマの症例1592例、対照群197,372例を調べた
(皮膚ガンの一番の原因は紫外線)

結果、柑橘類をたくさん食べている人は、皮膚ガンのリスクが63%高くなっていた
皮膚ガンは色素などが関係しており、特に肌が白い人はリスクがさらに上昇していた

柑橘類の中でも、オレンジとオレンジジュースはリスクが高かった
オレンジでは79%、オレンジジュースでは54%のリスクの上昇だった

一方で、グレープフルーツは皮膚ガンのリスクとは関係がなかった
柑橘類が好きなら、グレープフルーツを食べるといいだろう

柑橘類で皮膚ガンのリスクが上昇する理由について、ソラレンが関係している
ソラレンは光毒性物質と呼ばれ、紫外線の吸収を高めたり、肌の炎症や色素沈着を引き起こす
柑橘類にはソラレンが多く含まれているので、摂取しすぎると紫外線に弱くなる

ソラレンは摂取してから、2時間で体内に行き渡る
そして、7時間ほど効果を発揮する
なので、朝食に柑橘類を食べるのはNGだ
食べるとするなら、紫外線を浴びなくなる夕方以降がいいだろう

ソラレンを多く含む食材(柑橘類以外)
セロリ、パセリ、春菊、キュウリ、パクチー、ブロッコリー、など

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参考文献
The association between citrus consumption and melanoma risk in the UK Biobank
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33782946/

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