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自分と似ている人を好きになるのは本当?恋愛の研究から見える真実

自分と似ている人を好きになるのは本当?恋愛の研究から見える真実

恋愛において、自分と似ている人を好きになるのか、それとも似ていない人を好きになるのか、という疑問を持ったことはありませんか?
自分と似ている人と恋人になると、価値観が合って衝突が少なく、ストレスの少ない関係を築けるでしょう。
一方、自分と似ていない人と恋人になると、自分にないものを相手に求めて惹かれたり、自分の知らない世界を広げたりすることができるでしょう。
しかし、どちらが多いのでしょうか?
自分と似ている人を好きになるのが普通なのでしょうか?
それとも、自分と似ていない人を好きになるのが普通なのでしょうか?

この疑問に答えるために、コロラド大学の研究者たちは、過去の恋愛の研究を分析しました。
1903年以降に行われた恋愛の研究を199件集めて、22の恋愛の特性を分析しました。
また、UKバイオバンクのデータを使って、79,074人の男女のカップルの133の恋愛の特性を分析しました。
そして、恋愛において好きになる相手が自分と似ている人が多いのか、それとも似ていない人が多いのか調べました。

その結果、好きになる人は自分と『似ている人』が圧倒的に多いことがわかりました。

特に、賢さに関しては、自分と似ている人を好きになる傾向が非常に強かったです。
教育レベルやIQは、自分と似ている人を好きになる確率が高いことが示されました。

これは、自分と同じレベルの知性を持つ人と会話ができることが重要だからでしょう。
IQが違えば、話が通じなくなりますし、会話のキャッチボールができない相手を好きになることは難しいでしょう。
自分と同じ賢さの人を選ぶのは、自然なことなのかもしれません。

また、喫煙や飲酒に関しても、自分と似ている人を好きになる傾向が強かったです。
タバコを吸っているのか、吸っていないのか。お酒の飲む量や頻度が似ている人を好きになる確率が高いことがわかりました。
これは、タバコやお酒は嗜好品であり、余暇時間を一緒に過ごせるかどうかが大事だからでしょう。
タバコやお酒の好みが合わないと、デートの場所や時間にも影響しますし、相手の習慣に不快感を感じることもあるでしょう。
自分と同じ嗜好を持つ人を選ぶのは、楽しい恋愛をするために必要なことなのかもしれません。

さらに、身長や体重などの身体的特性にも、自分と似ている人を好きになる傾向が少しだけありました。
身長差がありすぎると、歩くスピードが違ってくるので、一緒に歩くのも苦労します。
自分が太っていて、相手が痩せていると、自分の体型に劣等感を持ちます。
体型が違いすぎるのも良くないのでしょう。
自分と似ている人を選ぶのは、自分に自信を持つためにも大切なことなのかもしれません。

ということで、恋愛において、自分と似ている人を好きになるのは本当だということがわかりました。
自分と似ている人と恋人になると、安心感や共感が生まれやすく、ストレスの少ない関係を築けるでしょう。
もちろん、自分と似ていない人を好きになることもありますし、それも素敵なことです。
しかし、自分と似ていない人と恋人になると、自分の成長には繋がりますが、苦労も多くなるでしょう。
自分と似ている人と似ていない人、どちらを選ぶかは、自分の恋愛スタイルによっても変わるでしょう。
あなたはどちらを選びますか?

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