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スラッシュメタルを吸収した、アコギ二人の変態ユニット

55歳の親父が人生で100回以上聞いた100枚のアルバム紹介第97弾!

「情熱ギターラ!」 rodrigo y gabriela

2006年発売

日本版のタイトルはどうかと思うけど、正式版はコンビの名前そのままの ロドリゴ・イー・ガブリエルです。

本日紹介するのは、メキシコ出身の男女ギターコンビがパリに渡り成功を収めたという稀有な物語。

元々はメキシコでスラッシュメタルのバンドを組んでいたふたりが、どうしたら売れるかを考えた末のこのコンビ。

それが大正解!

もしかしたら曲は聞いたことがある人居るかもしれません。

何故かと言うと、フィギュアスケートの宇野昌磨がフリーの演技でこのコンビの楽曲を使っていたからです!

男性リード・ギターのロドリゴ・サンチェスと女性リズム・ギターのガブリエラ・キンテーロのコンビなんですが、やはりこのコンビの売りはリズム。

ガブリエラが自身のアコーステックギターのボディーをパカッションの様に叩きながら演奏する姿は圧巻です。

アコーステック二本のコンビは数多くあったけど、これだけグルーブを感じるのは他には無いと思います。

収録曲は二曲だけカバーで、後は総て二人のオリジナル曲です。

カバーは(天国への階段)レッド・ツェッペリンと(オライオン)メタリカと言う、元々のメタル好きの顔を垣間見る選曲となっています。

皆様にはリズムが気持ちいこの曲を!


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