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ジェフ・ポーカローも絶賛した日本のAORの始まり

55歳の親父が人生で100回以上聞いた100枚のアルバム紹介第27弾!

「TRY AND TRY AGAIN」 SING LIKE TALKNG

1988年発売

AORやBCMを何とか自分の音楽のスタイルにしたいと奮闘していた大学生の時に出会い衝撃を受けたアルバムです。

私と4~5歳くらいしか違わない日本人がこんなにも凄いアルバムを出して来たのに本当に驚いた。

完成されたメロディーに、多種多様なリズムの曲。

そして佐藤竹善の他には無いスウィートなボイス。

何でもシングの曲を聞いたTOTOのジェフ・ポーカロが絶賛したという噂もあった程です。

それの証明の様にオープニングLIVEには、そのジェフ・ポーカロ(Dr)とネーザン・イースト(B)が参加してます。

乗りの良い曲も良いけど、バラードも素晴らしい。

兎に角楽曲の良さがずば抜けていました。

レイニー・ブルースなんて超名曲だと今でも思ってます。

先日ギターの西村智彦さんと飲ませて頂く機会があり、そんな話をしたら、デバージの曲が元ネタだと、裏話も聞けて本当に楽しかった!

まー日本人はあの頃何かしらの洋楽を元ネタにして楽曲制作してたんですよね。

歴史的名盤だと言っても過言ではないデビュー作なんですが、全然売れなかったんです(笑)

というかその後も知る人ぞ知る存在で、1992年「Humanity」で要約ブレイクします。

苦節10年でしたが、今や日本を代表するAOR&POPユニットとなりました。

天邪鬼な私は売れてからは全く聞いてませんが、というかデビュー作が衝撃的過ぎて、他の印象が余り無いです。

その当時自分が目指したい音楽を先にやられて悔しかった記憶も蘇ります。

皆様にはダンサンブルな(Dancin' with Your Lies)を。

しかも竹善さん以外は、JINSAKU・ブッチャーさん・島健という凄いメンバーのバージョンを。


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