見出し画像

スティング meets マイルスの知恵袋

56歳の親父が人生で100回以上聞いた100枚のアルバム紹介第9弾!

「LAST SESSION」 STING AND GIL EVANS

1993年発売

本日紹介するのは超のつく有名アーティストであるスティング。

でもスティングはあくまでもゲストボーカルで、メインはギル・エバンス率いる総勢20名のジャズバンド。

ギル・エバンスと言う人物を知っている人はジャズ通の人だけだと思う。

ビックバンド界の革命児と呼ばれ、大きくジャズの世界を変えた存在。

加えてマイルス・デイビスの殆どのアルバムに何かしらの影響を与えた人物で、マイルスの知恵袋とも呼ばれています。

一方スティングもポリスの活動を終え、1983年に出したファーストソロアルバム(ブルー・タートルの夢)は、オマー・ハキム(Dr)ダリル・ジョーンズ(B)ケニー・カークラニム(P)ブランフォード・マルサリス(SAX)と、ジャズ寄りの傑作を作り上げた後。

出会うべくして出会った時期なんでしょう。

今作は1987年にドイツのペルージャ・ジャズ・フェスティバルでのライブの録音となってます。

10曲中5曲はスティングのオリジナルで、EXPとLittle Wingはジミー・ヘンドリックスの曲、Strange Fruitはニーナ・シモン、その他マイルやトニー・ウィリアムスの曲が選曲されています。

メンバーも豪華で、クリスハンターやブランフォード・マルサリスに、マーク・イーガンなど。

スティングの歌も滅茶苦茶良いけど、演奏もホント素晴らしいLIVEです。

スティング好きは当然ですが、ジャズ好き、いや音楽好きなら聞いて欲しい名盤だと思います。

全曲上がってましたので皆様に。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?