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日本独自のFUNKを作り上げた異端児

55歳の親父が人生で100回以上聞いた100枚のアルバム紹介第33弾!

「楽園 Serious Barbarian Ⅲ」 大澤誉志幸

1990年発売

私が高校生の時(その気xxx)や(そして僕は途方に暮れる)で大ヒットした大澤さん。

加えて吉川晃司の(ラ・ヴィアン・ローズ)や中森明菜の(1/2の神話)などの、歌謡曲の楽曲提供でもヒット飛ばして居ました。

元々黒人音楽がベース、しかもFUNKが根底にあって、山下達郎や角松敏生は黒人音楽を日本に持ち込んだ原点と言われるけど、FUNKに関しては大澤さんの功績がデカいです。

初期の大村雅朗、中期のホッピー神山(元PINK)アレンジ時代を過ぎ、よりアーティスト性に拘ったのが、小滝満アレンジのSerious Barbarianという三部作のシリーズ。

気合いの入りようが違い、ブーチー・コリンズやスティーヴ・ガッドやアンソニー・ジャクソンまで参加してる楽曲があったんです!

今作はその最後の三作目です。

一作目・二作目も悪くはないんだけど、ちょっとマニアックになりすぎて、印象に残る曲が少なかったのですが、今作は拘りとPOPのバランスがベストの名作です。

外れ曲無いし、兎に角洗練さた緻密なアレンジが凄い!

ジャケのアートワークも最高!

ぜひ若い子にも聞いて貰いたい一枚です。

皆様には一曲目~二曲目と怒涛の流れで続くFUNKチューンを。


 


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