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ウッドベース使いが完成させた新世代フュージョン

56歳の親父が人生で100回以上聞いた100枚のアルバム紹介第50弾!

「Listen Up!」 Chris Minh Doky

2000年発売

気がつけば二巡目のアルバム紹介も半分前来ました。

この辺りで全然足りない事に既に気づいて居るオジサン。

さてどうしましょうかね~。

まーじっくり考えます。

さて本日紹介するのはクリス・ミン・ドーキーというデンマーク出身のベーシスト。

しかもエレキベースではなくウッドベース奏者なんです。

坂本龍一などとも交流のあった、知る人ぞ知る凄腕ベーシストです。

兄のニールス・ラン・ドーキーと言うピアニストとザ・ドーキー・ブラザースとしても活躍していますが、個人的にはソロが大好き!

出会いは今作の前作1998に出た(Minh)という自身の名前をタイトルにした作品。

タイトでカッコよく、若かりし頃フュージョン(特にカシオペア)に嵌った身としては一発で虜になりました。

新作が待ち遠しくて仕方なかった所に登場したのが今作。

これが前作を軽く超える傑作でした。

何はともあれ先ずはアレンジがカッコよすぎる!

テクニックは当然だけど、新世代のフュージョンを感じさせてくれました。

オリジナル曲が殆どですが、カンタロープ・アイランド(ハービー・ハンコック) ROCKS(ランデイー・ブレッカー) ALL AT ONCE(ボニー・レイエット)などのカバーもナイス選曲です。

インスト系好きなら絶対楽しめる一枚だし、ジャズやソウル好きにも聞いて貰いたい名盤です。

皆様にはアレンジが超カッコいいこの曲を。


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